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店主日記。または七月堂通信。

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2024年から七月堂古書部店主がつぶやく場所になりました。
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2021年6月の記事一覧

日曜日の古書部。久しぶりにご来店くださったお客さまとのおしゃべりを楽しむ。お会いしたら伝えたかったことは、もっと他にもあった気がするけれど。ちいさな言葉のやりとりが、また今日も、明日もという思いを押しあげてくれる。(後藤)

木曜日は定休日明けのため発送作業が多い。雷の音が聞こえる。作業を中断して外の看板にビニールカバーをかける。戻ってまた発送作業。しばらくゴロゴロ鳴っていた雷雲はどこかへ行ってしまった。と思ったら、お腹が鳴った。お昼を食べる。(M)

2020年春。休業要請対象外だった飲食店店主たちに、井川直子さんが取材された記録。驚くほどそれぞれの答えがちがう。そしてきっとすべてが正解で、まる一年たった今なお、これが正解だったのかもしれないね、と思えることがひとつもない現状に唖然としてしまう。場を作る人々の底力に圧倒される。

お客さまから雨があがったことを教えてもらう。飛沫感染予防のためのビニールシート越しには、向こう側の様子はぼんやりとしか分からない。雨の日はお客さまもゆったり過ごされる方が多い。売り上げの心配を横に置いておけば、けっこう好きな天気です。(後藤)

七月堂古書部のスタッフで「雑記。または七月堂通信。」というマガジンを更新していくことになりました。
なかなかお会いできない方も多い昨今。店頭で雑談するように。ゆるっと。ゆるっと。
これからよろしくお願いいたします。(後藤)