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七月堂書籍ご紹介 *一部注文チラシ付

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チラシは地方小出版流通センター経由のものと、直取り引きのものがございます。
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記事一覧

七月堂ZINE「AM 4:07」創刊のお知らせ

七月堂はこのたび、「詩」と「エッセイ」と「書店」をテーマにしたZINE、「AM 4:07」を創刊い…

のほほん手帖2024 発売のお知らせ

毎年、「もう無理かも…」と思いながら、やっぱり作りたくってがんばりました! 今年ものほほ…

西尾勝彦『場末にて』発行のお知らせ

七月堂創立50周年記念企画第二弾! このたび、西尾勝彦新詩集『場末にて』を発行いたします。…

【新刊情報】犬飼愛生『手癖で愛すなよ』

このたび犬飼愛生『手癖で愛すなよ』を発行いたします。 犬飼さんは『stork mark』(モノクロ…

海老名絢 詩集『あかるい身体で』(注文チラシ付)

このたび海老名絢詩集『あかるい身体で』を発行いたします。 海老名さんはこれまでに私家版で…

髙塚謙太郎『詩については、人は沈黙しなければならない』(注文チラシ付)

このたび、髙塚謙太郎『詩については、人は沈黙しなければならない』を発行いたします。 2020…

暁方ミセイ 詩集『青草と光線』(注文チラシ付)

「わたしはしかたなく/人間と恋愛をしていた」 「宿願」 なんだかくもゆきが  騒がしい車の通りのために  部屋の静けさは影になり丸くなり  電線の向こうには風雨の王国 陽射しにぬくもる妙な気分  王様は風にやどり  ひとこと呼ぶだけで誰のところにだって  そう呼ぶだけで  いろとりどりの秋の花草 冬の遠い雲 さなかに現れるずうっとむかしからの眠るところ 陽は空気を溶かし それでも日に日に鮮明になっていく 乾いた冷気が 塗りかえる街路樹のおもてに 冬のこころがそれっぽっち

「のほほん手帖2023」感謝の気持ちをこめて

詩人の西尾勝彦さんのアイデアをもとに、七月堂から発行している「のほほん手帖」が今年で4回…

のほほん手帖2023 発売のお知らせ

あっという間に秋も深まり、年末のしっぽが見えてきそうで時間の流れの速さに毎年のように驚か…

尾形亀之助『カステーラのような明るい夜』

この秋、尾形亀之助詩集『カステーラのような明るい夜』を発行いたします。 編集は西尾勝彦さ…

「のほほん手帖2022」発売のお知らせ

さてさて、今年も、西尾勝彦さんアイデアと詩、七月堂製作の「のほほん手帖2022」が発売になり…

西尾勝彦『ふたりはひとり』発行のお知らせ

西尾勝彦新詩集発行のお知らせこの春、西尾勝彦詩集『ふたりはひとり』を発行いたします。 『…

「のほほん手帖2021」お取り扱い店舗さま

仙台 曲線 (通常版2種)  東京 B&B (全種) 百年 (全種) Title (通常版・水色…

萩野なつみ 詩集『トレモロ』(注文チラシ付)

『遠葬』より4年。 萩野なつみの第二詩集が発行となります。 たたん、たたん 途上 鳴いたのは刻むため 去った星も ほどける影も   ☆ 稲穂、凪いで きしむ心音の つづるゆくさき 雲の鱗のふちを こまやかに舐める陽 きららかに くずれてはのびて 追うようにおまえはゆく いっしんに まるでそこに その果てに みずからを埋めにゆくように 「あけぼの」より抜粋 身構える必要はなく、呼び出される光景に、浸ればいい。 感情はそのなかからやってくる。 栞文・暁方ミセイ