家族みんなで大掃除!年齢別お掃除のススメ
12月13日は『大掃除の日』です。「大掃除」という言葉を聞くと、年末であることを実感しますよね。
大掃除は子どもにお手伝いをお願いする絶好の機会です。今回は、子どもに大掃除のお手伝いをお願いする方法についてお伝えします。年末ギリギリではなく余裕を持って子どもも一緒に大掃除をしてみませんか?
●年齢に合わせた大掃除のお願いの仕方
大掃除のお手伝いは子どもの年齢に合わせて、掃除する場所や見守り方を変える必要があります。
■1~2歳におススメの掃除
・テーブルや床の拭き掃除
・おもちゃを片づける
1、2歳児は好奇心が強くなり、何でも自分でやってみたくなる年頃です。「危ないから」と何もやらせないのではなく、おもちゃの片づけや拭き掃除などできることをお願いすると喜んで手伝ってくれることでしょう。
ただし、誤飲や転倒の危険もあるので目は離さないよう見守ってあげてください。
■3~4歳におススメの掃除
・窓拭き
・ゴミ捨て
・ほうきとちりとりで玄関を掃く
・掃除機をかける
3~4歳児は、自分の意思を言葉で伝えられるようになる年頃。親とコミュニケーションをとりながら掃除を行うようにしてみましょう。
■5~6歳におススメの掃除
・お風呂掃除
・網戸掃除
・シンクなど台所周辺の掃除
・トイレ掃除
ハサミや筆記用具を使いこなせるくらい器用になる年頃。洗剤を使って、力加減をしながら掃除することもできるようになります。
どうやったら上手にできるのか自分で考え、試しながらやり遂げることで達成感が得られます。達成感を得られるよう、親は口を出し過ぎないよう見守りましょう。
●お手伝いをしてくれたら褒めよう!
大掃除は子どもにお手伝いをお願いする絶好の機会と前述しましたが、どうして子どもにお手伝いをお願いした方が良いと思いますか?
小さい子どもに掃除の手伝いをお願いしても、うまくキレイにできなかったりするので、大人がやった方が早いと思うかもしれません。しかし、お手伝いをお願いすることは、大人が思っている以上に大切なことです。
人間には「人の役に立ちたい」という心がもともと備わっていますし、子どもは特に「パパママの役に立ちたい」と強く思っています。うまくできなくても小さいうちからお手伝いをすることで、子どもは家族の一員として認められているという気持ちを持ち、そんな自分を誇らしく思えるようになります。
そして、うまくできたできないに関わらず、子どもがお手伝いをしてくれた場合は、「ありがとう」としっかり感謝を伝えましょう。「ありがとう」と言われることは、子どもにとって大きな喜びであり、子どもの自己肯定感を培っていくことができます。
年末の大掃除は、子どもにお手伝いをお願いしやすいイベントです。お父さん、お母さんと一緒に家の中をピカピカにできたら、子どもも達成感を得られるでしょう。ぜひ、子どもと一緒に大掃除をし、お手伝いをしてくれた子どもをたくさん褒めてあげてください。
参考:子どもの成長に合わせたお手伝い【掃除編】|Chiik!(チーク)