note有料記事の書き方:①誰に?何を?②無料エリア③目次の3つが重要です
noteで収益化(マネタイズ)を考えている方に向けて、「有料記事の書き方」について書いてみたいと思います。
売れる有料記事を書く際のポイントは、以下の3つになります。
✓「誰に?何を?」のコンセプトを意識する
✓「無料エリア」では価値の提供を意識する
✓「目次」の表示ではボレットを意識する
それでは、1つずつ見ていきましょう。
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「誰に?何を?」のコンセプトを意識する
これはnoteの有料記事に限らないのですが、「どのような人に向けてどのようなことを伝えるのか?」を明確に意識する必要があります。
この記事であれば、
誰に?:noteで収益化を考えている人に
何を?:売れる有料記事の書き方を
ですね。
この「誰に?何を?」は、この記事の「コンセプト」と言えるものです。
記事コンセプトである「誰に?何を?」は、常に読者を想定して文章を書いていると自然に身についていきます。特に意識せずとも「誰に?何を?」がブレてしまうようなことはありません。
これは補足になりますが、アフィリエイトを事業の中心に添えていたとき、25名の外注ライターさんと業務委託契約を結んでいました。
こちらから「誰に?何を?」のコンセプトを定めたレポートを発注するのですが、納品されたレポートを読んだときに、『あれ?こんなレポート依頼したかな?』と頭が混乱してしまうことが度々ありました。
この混乱は、「誰に?何を?」のコンセプトがブレてしまっていることによるものです。
レポートを書いているうちに「誰に?」の読者が行方不明になってしまい、「何を?」の伝えるべき情報も曖昧模糊としてしまうのです。
このようなコンセプトがブレてしまったレポートは、添削の余地がないため丸々書き直しになってしまいます。
そこで外注ライターさんには、レポート作成を行っているパソコンの縁に「誰に?何を?」を書いた付箋を貼ってもらい、常にその付箋を意識しながらレポート書いてもらうことでコンセプトにブレのないレポートを納品してもらうことが可能となりました。
noteで日記・エッセイ・詩・散文しか書いたことのないような方は、「具体的な読者を想定して文章を書く」という感覚が掴みにくいかも知れません。
仮にそういった方であっても、パコソンの縁に「誰に?何を?」の付箋を貼って常に意識することでコンセプトにブレのない文章を書くことができます。
「誰に?何を?」は無料記事でも同様ですが、「記事を読んでもらうこと」と「記事を購入して読んでもらうこと」には雲泥の差があると思ってください。
どれだけ有料記事が売れるかは、「誰に?何を?」のコンセプト次第とも言えます。
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「無料エリア」では価値の提供を意識する
あなたが有名人であったり、既にブランディングが成功してコアなファンを抱えているのであれば、無料エリアにて「有料記事を書きました!」と告知をするだけで記事は売れていきます。
しかしながら、ほとんどの方は無名であり、当然あなたの有料記事に訪れた読者の方もあなたのことを知りません。
この場合「有料記事が売れるか?売れないか?」は、無料エリアでの価値提供に左右されます。
記事タイトルで興味を抱いてもらい、無料エリアにて一気に興味を惹きつけるのです。
無料エリアでのポイントは、無料エリアを読んだだけでも得るものがあるということです。
無料エリアを読んでもらっただけでも「マガジンに追加」してもらえるくらいの価値提供が理想です。
noteをiPhoneアプリで閲覧するときは有料記事の価格が非表示(2021年6月9日現在)ですので、有料記事を毛嫌いするような方にも無料エリアは読んでもらえる可能性が高いです。
有料記事は絶対にクリックしないという方が読んだとしても、無料エリアのみで「読んでよかった」と思ってもらえるような記事作成を目標とします。
有料記事の販売が下手な人というのは、価値ある情報を全て有料エリアに納め、無料エリアでは購入を煽るだけの無価値な文章を長々と書いている人です。
noteの有料記事をウザいと思っている人はたくさんいるのですが、noteを読みに来て情報商材のセールスレターを読まされたら、それはウザいに決まっています。
またnoteで良く見かけるのは、有名人でもブランディングが成功しているわけでもないのに、無料エリアにて十分な価値提供もないままに、いきなり有料エリアがはじまってしまうパターンです。
これ、例えばnote内を回遊していてこの有料記事に辿り着いた場合、どうやってその有料記事に興味を持てば良いのでしょう?興味の持ちようがありません。
有料記事では、むしろ『買うつもりはないけれど一応読んでみるか』といった読者を想定して、無料エリアでその気持ちを引っくり返してしまうほどの価値を提供することです。
『でも、無料エリアで価値を提供してしまったら、有料エリアで提供する価値がなくなってしまうのでは?』
といった疑問も当然あるかと思いますが、それはそもそも「たいした価値を持っていなかった」という証明です。
情報商材屋さんが、セールスレターで延々と何も得ることのない無価値な煽りを続けているのは、それが理由です。
もともと価値を持っていないから、セールスレター内でも価値を提供できないし、販売している商材にもたいした価値がないのです。
noteで言えば、無料エリアにて十分な価値の提供がない場合、それは有料エリアにもたいした価値がないことを意味しています。
このようにnoteの有料記事というのは、無料エリアにて有料エリアの価値やクリエイターの力量が滲み出てしまうものです。
「無料エリアでは惜しみなく価値を提供する」
これが、売れる有料記事を書くときの基本になります。
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「目次」の表示ではボレットを意識する
あなたがAmazonで書籍の購入を迷ったときは、おそらくカスタマーレビューと可能であれば目次を確認すると思います。
目次を読んで、その書籍に自分の求めているものが書かれているかどうか?を判断します。
noteの有料記事も同様です。
noteの有料記事も中身が見えませんので、目次は「有料記事を購入するか否か?」の貴重な判断材料の1つになります。
いわゆる情報商材屋さん的な有料記事の場合は、この目次を表示させることができません。
なぜなら、そもそも有益な情報を持っていないので、まともな目次を作成することができないからです。無理に目次を表示させてしまうと、無価値な情報であることがバレてしまいます。
購入者側の視点からすると「目次がない=価値がない」で終了ですが、販売者側の視点からすると、魅力的な目次を無料エリアにてしっかりと表示させることが重要になります。
なお、noteの記事では「見出し」がそのまま目次になるように設計されています。
ですので「どのような見出しにするか?」が目次を表示させるための鍵になりますが、ここで「ボレット(ブレット)」という概念を紹介したいと思います。
ボレット(ブレット)とは、英語で「bullet」のことで弾丸という意味があります。
このボレット(ブレット)は、セールスレターを書くときの重要な要素の1つであり、この商品・サービスを手にすることで得られる「ベネフィット(利益)」の要約のことです。
セールスレターでは、主に購入ボタンの直前にこのボレット(ブレット)を箇条書きにしてズラズラと並べていきます。連射された弾丸のイメージ=ボレット(ブレット)です。
このボレット(ブレット)の概念をnoteの有料記事に応用します。
有料記事を読むことで読者が得られる利点を「見出し=目次」に並べていくことで、目次を読んだだけでも読者の興味を惹くことが可能になります。
注意したいのは、あまりに狙い過ぎると情報商材屋さんのセールスレター同様になってしまう点です。一般書籍の目次として恥ずかしくないものにしてください。
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売れる有料記事の書き方として、以下の3つを紹介させていただきました。
✓「誰に?何を?」のコンセプトを意識する
✓「無料エリア」では価値の提供を意識する
✓「目次」の表示ではボレットを意識する
この3つを意識したうえで、以下の{「有料記事」の一覧ページ(仮)}に掲載されている記事の「無料エリア」を読んでみてください。
きっと新しい気づきが得られるかと思います。
なお、有料記事のプライシング(価格設定)につきましては、以下の記事を参考にしてください。
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以上 - note有料記事の書き方:①誰に?何を?②無料エリア③目次の3つが重要です – でした。
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