私は脚本やらストーリーの創作やらについてはまったくのド素人です。なので、これから書くことについてアイディアのヒントになればくらいのテンションで、温かく読んでください。
この記事は3日くらいで有料化するかもしれません。Chat GPT-4、NotionAI、Midjourney全部課金してるので、その分くらいは回収したい。
ログラインを作成する
さて、ドラマやら映画やら漫画やらの作品を作るにあたって、ログラインを作ることが重要らしいです。
ログラインってなんですの?Chat GPTに聞きました。
だそうです。
ふむふむ。1~2文の作品の概要を読んだだけで、おもしれーことが伝わるのが大切なんですね。
ということで、Chat GPTにログラインの作成をお願いします。以下のプロンプト(呪文)をまとめて投げます。
まず、適当にひとつログラインを考えてもらいます。この段階で、すでにざっくりテーマがあれば、キーワードをリストアップしてそれを元にログラインを考えてもらえば良いです。
続けて、生成したログラインの面白さと新しさを自己採点してもらいます。さらに、どのように改善するかまで考えてもらいます。
ここまでの一連を一気にChat GPTにやってもらいましょう。こんなレスポンスが返ってきました。
なるほど、アキラとかストレンジャーシングスとかそんな感じの作品っぽいのができました。
もっと面白くなるように、同じことを繰り返して改善してもらいましょう。
あとは、面白くなるまで繰り返すだけです。6回くらい繰り返したらこんなのができました。
なんかありがちな気もするけど、まぁまぁ面白そうですね。これでよしとしましょう。
以上のプロセスはループ処理して、一回の指示で6回改善を繰り返してもらうとかできると思います。
脚本にしてみよう
できたログラインを元に脚本を作ってもらいましょう。どうやら、ビート・シート(BS2)という絶対に面白い脚本を作れるテンプレートがあるらしく、それに沿って考えてもらいます。
ビートシートは、ブレイク・スナイダーっていうアメリカの脚本家が編み出したテンプレートらしいです。
さっそくChat GPTにお願いします。
するとこんな感じで脚本が出てきました。
タイトル: 時空を超える救世の戦い
オープニングイメージ: 自然と共生する平和な古代文明。
テーマの提示: 過去と未来の破滅を防ぎ、サステイナブルな世界を築く。
セットアップ: ジュンと仲間たちが、過去の古代文明と未来のメトロポリスを舞台に冒険を始める。
キャタリスト: 闇の組織との運命の対決が始まる。
ディベート: ジュンたちの絆とリーダーシップが試される。
ブレイク・イントゥ・2: 時空のオーブを巡るサスペンスが展開。
Bストーリー: 人類の愚かさを克服する必要性が語られる。
ファン・アンド・ゲームズ: 困難な試練に挑み、ジュンたちの絆が成長する。
ミッドポイント: 過去の修正と未来の修正がリンクすることに気づく。
バッド・ガイズ・クローズ・イン: 闇の組織が追い詰めてくる。
オール・イズ・ロスト: ジュンたちが捕らえられ、時空のオーブが奪われる。
ダーク・ナイト・オブ・ソウル: 絶望の中で、ジュンたちが立ち上がる決意をする。
ブレイク・イントゥ・3: ジュンたちが闇の組織との最後の戦いに挑む。
フィナーレ: ジュンたちが闇の組織を倒し、過去と未来の破滅を防ぐ。
最終イメージ: 救われた世界で、ジュンたちが新たな冒険へと旅立つ。
タイトルダサいね。でもなかなか面白そうな感じもします。一旦採用します。
感情マップみたいなの作ってもらおう
新海誠とか、脚本のそれぞれのフェーズで視聴者がどんな感情を抱くかを整理して脚本改善に活かしてるらしいですね。ぽいのをやってみましょう。
ぽいのが返ってきました。
見づらいのでNotionのAIを使って、まずは表に変換してもらって。
表をもとにジャーニーマップで感情を可視化してもらいます。
これはうまく行ったりいかなかったりするので、今後の改善希望ですが、こんな感じです。
プレビューしてみるとこんな感じになりました。
世界観のコンセプトも作っちゃおう
今度はMidjourneyを活用して、ログラインから世界観のコンセプトを作ってもらいましょう。
Midjourneyに投げるプロンプトもChat GPTに作ってもらいます。
レスポンス。
Midjourneyに投げるとなんか良さげなのができました。
世界観のテイストは色々キーワードを変えて検討するといいですね。
実写でやってみたり、未来感を意識してみたり、サイバーパンク感とか。なんか面白そうじゃない!?
雑でしたが、1時間くらいでこの記事の作成込みでいけたんで、素晴らしい!素人でもそれなりの脚本書けちゃいそうですね。
ちなみに近いうちにRunwayというサービスが公開されて、動画の生成もできるようになります。そうすれば、すべてのピースがはまってリリースまで行けちゃいますね。待ち遠しい。
なお全然テイストの違う記事ですが、AIもろもろ、これからの社会問題がやばいよ、という記事も書いてるので、ぜひ読んでください。