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大学選り取り見取り

卒業研究に精を出している今日。というのは嘘で、なかなか身が入らず情けない気持ちが起こりつつnoteを書いている。

私はデザインやマーケティングなどなど学んできたので、卒業研究の内容としては、それに近しいものをやっていくつもりである。最近振れたキーワードは「プロモーション」「デジタル広告」「ミレニアル世代」「Z世代」という感じ。

先ほどまで、デジタル広告についていろいろと調べていた中で見つけたのが、産業能率大学の興味深い記事。

購買プロセスにはAIDMA・AIDA・AISAS・AIDCAといったものがあるが、本当の若者の購買プロセスはEIEEMだ、という提言である。この説明は自分の経験と重なり、納得がいくものだった。意義のある研究をしている大学だなと素直に思った。

こういう記事で新たに大学を知ると、私の知っている大学なんて数知れていることを思い知る。そして、その知っている大学が実際どんなところで、どんな学びを促しているかということは知らない。

私の高校は県ではトップレベルの進学校だった。全国的なレベルとしては自称進学校に当たると思われる。そのため、旧帝大を目指すことには違和感がなく、偏差値や学科名で大学についての印象を持っっていた。大学生になってみると、偏差値にこだわることもなくなり、他の大学について意識することはない。

大学生活の選択をする高校生の段階で、もっと自分のやりたいことは何であり、それを追究できる学びの場はどこであるか、ということを思索していたら何か変わっていたのだろうかとか思うことがある。やりたいことは大学に行って見つければいいなんて考えていたが、専門的なことを学ぶ場でそんなチャンスは少ない。もちろん、長期休暇などに大学以外でのインプットにより何か見つかるかもしれないけど。そして、とりあえずやりたいこと見つかったので結果オーライではあるけど。

すごく個人的な話になるが、私が大学の中で特に魅力を感じるのが東京藝大である。藝大生は何か確固たるものを持っている、というのはイメージでしかないかもしれないけど、そういうものを感じる。大学でいかにして力をつけていくかってことが人生においては大事だろうし、それを体現できる人たちがたくさんいるのだろうと思う。

しかし、藝大も素晴らしいところだろうが、藝大生なる方々は、その場で学ぶにふさわしい力を入学以前につけてきたということを理解したのは最近だった。場所だけでなく、人も素晴らしいのが藝大なのだろう。

つまりは、環境が素晴らしいとか評判が素晴らしいとかは置いといて、結局は力をつけていくのは自分次第。それは大学という環境に限らない。そういう意味で、たしかに力をつけてきた学生、学びを与えてきた大学はまだまだいっぱいあるのだろう。

私は私が選んだこの場所で、自分なりに究めるべきことを突き詰めていきたい。

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