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年末ジャンボ10億円、当たったらどうします?

今日出先で、宝クジ売り場の行列を見ました。

12月を感じる風物詩の一つですね。

ドリーマー達の行列。

10億円当たったら何しますかね?

非課税で10億円。

物的なものは大概買えます。

夢は広がりますね。

ただ広がりすぎます。

もう少し現実を感じられる数字にしてみましょうか。

100万円。

あなたは、100万円当たったらどうします?

ただし、以下の条件つきです。

・6時間以内に使い切ること。
・高額商品の購入は10万円までとする。

つまり、貯金や100万円の時計を購入といった選択肢はダメということです。

どうです?

結構むずかしいと思う人多いのではないでしょうか?


お金が欲しい。

こう思うのは悪いことじゃない。

だってお金がないと生きていけないから。

でもそんな欲しくて欲しくてたまらないお金も、いざ手に入ると、案外どう使ってよいのか迷うものでもあるのです。

なぜこんなことが起きるのかと言いますと、理由は2つです。

1つは、目的と手段の混乱です。

イタリアシシリーのスーツ職人にスーツをオーダーするのに、旅費等合わせて必要な金額が100万円。

だから100万円が欲しい。

これが、正しい順序ですよね。

逆で考える人が多いこと多いこと。


2つ目は、価値観の狭さです。

アメリカのとある富豪が、街中でホームレスへ「君はいくら必要なの?」と聞いたところ、ホームレスは「200ドル」と答えたので、富豪はホームレスに200ドルを手渡したとのこと。

ホームレスは感謝して何度もお礼を言ったそうですが、その富豪はぽつりと言ったそうです。

「君が2万ドルと言えば、2万ドルを渡したのに」と。


思考は現実化する、なんて一度や二度は聞いたことあるかと思います。

これが真理かどうかはわかりませんが、思考についてだけ言えば、思考は自分の「価値観」を超えたところではできません。

この「価値観」を
「常識」と言ってもいいですし、
「経験値」と言ってもいいですし、
「頭の良さ」と言ってもいい。

その人から出てくるものは、その人の範囲内にあるものだけなのです。

だから人は学ぶ必要がある。

お金を稼ぐ術を学ぶのも大切。

と同時に。

人として全人格的な視点で物事を捉える力を深めるために学ぶことも必要なのです。

ではないとせっかく宝クジが当たったとしても「バカに時間と金は持たせるな」という格言で言われるバカになってしまいます。


読書は向かい方次第で娯楽にも学びにもなる素敵なツールです。

僕の読書会ではどちらかというと学びの比重が高くはなりますが、その分得るものは大きいかと思います。

読書を通じて自分を高めたいと考える人はご参加をご検討ください。

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