No.194 パリ五輪関連雑感

0. はじめに

　最後にまともにみた五輪はシドニー五輪(20世紀!!)であり, もう20年もまともに五輪をみていないので, あの(まして他所でやっている)バカ騒ぎでどんな醜態, 痴態が晒されようがどうでもよい. ただ今回諸々で騒動になっている事象に関して言いたいことがいくつかあるので, これらについて少し触れる. 

1. 開会式関連

　私は当然1秒も観ていないが, 巷間伝わっている通りの惨状であり, それに対する批判も既に出尽くしているから言うことは何もない. それこそバーグやトクヴィルを持ち出すまでもなく, その後の歴史的経緯(大混迷後のナポレオンの台頭, 王政復興からの月間(!)革命の更なる混沌)からしてもフランス革命が人類史の汚点, 歴史的大失敗だったことは200年も前から明らかで, 今更何を論じるまでも無い. 加えて, フランス(とイギリス)が差別大国ということも何百年前からそうなのだから, 別に驚くことでもない. 

　ただ今回は

『LGBT fanatic には region fanatic をぶつけて相殺ッ! コレだッ!』

というクリムゾン様(竜王)ばりの素晴らしい最適解を提案し, 実践(自滅)してくれたので, 感動している. 

　件の「弥助問題」もそうだが, LGBT, SDGs 関連のヤクザビジネスについての抑止, 対抗策は守備に回ると後手後手になるので, 徹底的に締め上げて, 叩き潰さないとキリがない. でそのための労力もバカにならないのが問題なのだが, 今回非常に有力な対抗策がこんなにも明示的に提示されたことには大きな意義がある. 

　あとはうまくイスラムあるいはユダヤあたりと三つ巴で潰しあってくれれば最高, 理想的である. イスラムは移民系を絡めればイケそうな気がする. ユダヤに関しては, 本来であれば LGBT や SDGs もユダヤビジネスの一環なのでぶつかることはないはずだが, ユダヤも一枚岩ではないし, 流石に劣化もしている(大分お粗末になっている)から, ワンチャン狙えなくもない気がする. あるいは LGBT とイスラムをぶつけるよりは, ハードルが低いかもしれない.

　ともかく連中は互いに demonise させれば, 際限なく殺し合うタチだから(満足だろ? ``God'' がヒトに意図して与えた罪深い原罪を身をもって体現できて), 今回のやらかしはかなりうまい感じだと思う. 私と同じ考えの人が意図してやったとしたら「これ以上のテは無い」と言えるほどに(尤も実際には「キチガイ LGBT 左翼がただただバカで, マヌケだった」のだろうが, 結果としては同じことなのでOKです).

　まぁ, jap にそこまでうまく立ち回る能(脳)も, センスも, 度胸も無いから, 現状運任せにするしかない. でも「弥助問題」とシンクロして(?)今回みたいなことが起こるということは, それなりに運が向いてきている気がするから, 成り行き任せでも結構面白いことになるかもしれない.

2. 柔道誤審関連

　これに関しては, 私は恐らく, 多分大多数の批判者達とは別の意味で大変不愉快に感じた. そしてそのことに言及している者の余りの少なさに, いつもながら落胆した. 結論から言えば, 審判の言うことをムシして締め上げる選手も, 審判も私は特に批判する気はない. そんなものは大昔, それこそ私が最後にマジメにみたシドニー五輪(泣くな, 篠原. 最強の銀だ)から恐らく何も変わっていまい. それどころか状況はますます悪くなっているだろう. まして開催国がレイシスト大国フランスなのだ. その対策をしていない方が悪いのだ.

　それに加えて, 所詮は「貴族の余暇(お遊び)」に過ぎない他のスポーツとは違い, 柔道とはそもそもスポーツである以前に, 武道というか, 武芸, 兵法なのだ. 別に一本取ること, オリンピックで金メダルを獲ることが目的ではなく, それを通して「常在戦場」の精神を養うことこそが目的なのだ(そうでなくてて何が武道か). 
　
　それが

『「待て」と言われて, 油断して締め上げられてオチました』

なんてのはハラキリモンというか, 殺し合いならその場で殺されて仕舞いで文句を言う資格すらもない. 完全に武芸者失格, 兵法者失格である.

　え? 柔道家は武芸者や兵法者じゃない? … そうですか… 今はそういう時代ですか… でもそういう人にお聞きしたいんですけど, それを武田惣角や嘉納治五郎が聞いたら, 果たしてなんて言うでしょうね? 多分, 私と同じ感想を持つと思いますが…

　つまり当代の一流の柔道家(なのだよね, 多分?)でさえ, もうそんなこともわからないところまで劣化していることに, 大いに落胆した. そりゃ, 負けて当然である. これなら街中でその辺のイカレチンピラに不意打ちを喰らって, そのままやられるのと大差あるまい. ある意味ではそれよりもヒドい. 

　本当に何もかもが劣化する時代で, 本当にイヤになる.  

3. だから僕はフランスが大好き 

　上ではフランスをボロクソに貶してきたが, 実は私自身はフランスが大好きである. 何が好きかというとまず何より, 我々はフランスには

『フランス革命は人類史における汚点, 歴史的大失敗ではあるが, それから半世紀はヨーロッパ同士で殺し合いをしてくれて(フランス人に限っても我々の手を一切汚さず 100万, 200万 order で殺してくれて), こちらに侵出してこなかったので我々にとってはとてもありがたかった』

という歴史上の「恩」がある. まぁ欲を言えば, プラスあともう100年くらい殺し合って, そのまま一次大戦に突入してくれればなお良かったのだが(流石に50年以上もやって当時のフランス人も疲れちゃったんだね), ともかくこの「恩」があるので, 別にフランス人の jap 差別くらいは私はニコニコ笑って許せる. 実際, 情けない jap など差別されて然るべきだと思うし, 日本人ならば(たとえばイギリス留学した東郷平八郎とか?)ブチ切れて有無を言わさずわからせて差別などさせないだろうから, それはどちらでもよいのである. 

　次いで

『「自由」, 「博愛」, 「平等」を掲げながら, そんな戯言をカケラも信じておらず, ぬけぬけとエリート教育を行い, 信じがたいほど弱いくせに, 立ち回りだけで最終的にはいつもチャッカリ勝ち組にいる』

点が好きである. 連中はどうしようもないドクズだが, これに関しては jap はもっと見習った方がいい. ナポレオン以後(正確にはナポレオンも含めて)200年余り, まともに勝てた戦争が一つも無い弱小国家にも関わらず,

「なんか次元を超えた超エリート達を育成して, それだけで大国ヅラしてる」 

というのは中々にロックである. そんな国家運営の戦略を取っている時点でとてもマトモな国ではないが, 「それだけで200年以上やっている」という事実にも目を向けるべきであろう.

　他方, 近代において大東亜戦争以外無敗だったにも関わらず, たった一敗だけでこんなにも無様に落ちぶれた jap の愚かさ, 情けなさには, 怒りも呆れも通り越して, もはや何も感じない. そこにはただ

「それが jap に沁みついた天性の負け犬属性である」

という事実があるだけである(そりゃあ, 世界中から舐められて当然である).

　最後に

『未だに「フランス革命は誇り」と妄信しているオメデタさ』

が大, 大, 大好きである. 池田信夫大先生だろうが, 誰が何と言おうが, 僕はこのフランスを全力で支持する!!

　頑張って! そんな「正論」なんかに負けちゃダメ! 今度は LGBT か SDgs か, ともかくそういうなるべくたくさん敵を作りそうなスローガンを掲げてもう一度「革命」をフランスで(あ, ウチは結構です)起こすんだ! そして何十年とヨーロッパ(だけ)で殺し合っててくれ. 前回は半世紀くらいやってたけど, 今回はどれくらいかかるかなぁ… 頑張って 100 年くらいやってくんないかなぁ. 実際 19世紀と違い, 今回は王侯貴族という権威のストッパーがもう無い分, より止まりづらいとは思うがね. とりあえずは 200 年前のリベンジで対カトリック. 移民問題あたりをうまく巻き込みイスラムも搦めて, 我々の手は一切汚さず, 互いに潰し合い, 全てをなるべく均等に削ってくれるという 200 年前の再演を, 昔以上の規模でヤらかしてくれることを熱望する.

　で, 200年前の再演を経て「フランス革命が完全に失敗だった」とフランス人でさえも理解できた時. つまりロシアと仲良く永遠の三等国に転落して, クソ jap にさえニヤつかれるような状況になったら, あのクソ居丈高でプライド以外何もないフランス人共がどんなツラをするのか. それを想像するだけで, jap に絶望している私ですら, 生きる希望が湧いてくる(胸がぽかぽかして, 頭スッキリ, お腹がまんぷく昼太朗).

　だから僕はフランスが大好きなのだ.