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【一橋と東工大が夢のタッグ!?】コンテスト&コミュニティでアツい交流を!

一橋大学と東京工業大学。

文系と理系の単科大学ということで、なにかと比べられることが多い両大学。お互いに謎の親近感を持っている人が多いと言われています。

しかし、両大学の学生の交流の機会は乏しいと言わざるを得ません。(四大学連合の単位互換などはあるものの、授業を履修できることと学生が交流することは別です)。そんな現状を変えて、新しい何かを生み出していこう!という動きのもと生まれたのが「THIS」という団体です。

〇 THISとは?

THISは、澁澤塾と東京工業大学の学生団体「Attic Lab」がコラボする形で生まれた団体です。活動内容としては2つの軸があり、ひとつはビジネスプランコンテストの運営、もうひとつは起業コミュニティの運営(現在準備中)です。
ちなみにTHISは「Tokyo Tech Hitotsubashi Incubation Square」の略です。両大学の名前を入れた上で、「孵化」という意味を持つIncubationを使用することで、一橋と東工大で新しく何かを生み出す様を表現しています。

〇 THISの目的

THISが活動する目的は2つあります。

1つ目は、一橋と東工大の学生が交流・議論する機会を提供することです。
両大学にはそれぞれ文系の学部・理系の学部しか存在しないため、普通に学生生活を送っていると、似たようなことを勉強していて、同じような考えの人と交流することがどうしても多くなってしまいます。ある意味、多様性が低いと言うこともできると思います。そのため、バックグランドが異なる両大学の学生が交流することには大きな意義があります。

2つ目は、アントレプレナーシップの養成です。
アントレプレナーシップという言葉、皆さんは聞いたことはあるでしょうか?日本語では「起業家精神」と訳されることが多いのですが、これだけではよくわからないですよね…。論者によって指し示すものは多少変わってくるため、私たちはこのように定義をしています。

①自分が実現したい理想を持ち、
②それを実現するための道筋を見出し、
③実現のために必要なヒト・モノ・カネ・情報を調達する力、及びその力を身に着けるために努力しようというマインド。

このような力は、この世界にまだ存在しないものを創り出していく際に欠かせない能力になってきます。
THISの活動を通じて、このような力をより多くの一橋生と東工大生が身に着け、社会にインパクトを与えることが出来るようにしていきたいと思っています。

〇 THISのコンテスト

THISは2021年の4月頃から動き出し、8月16日~9月10日の約1か月の期間でビジネスプランコンテストを開催しました。
ここからは昨年度の様子を簡単にお伝えしようと思います。
(そのそもビジネスプランコンテストって何?という方や、もっとTHISのコンテストについて知りたいという方は、こちらの記事もご覧ください。(募集情報など、昨年度のものになっておりますのでご注意ください。)

応募~参加決定

THISへの応募には、エントリーシートを書く必要がありました。自己紹介、自分がTHISに参加して成し遂げたいこと、自分の関心のある社会課題について書いてもらいました。
70人以上の方にプレエントリーしていただき、最終的に33人の参加者でコンテストを実施することになりました。
参加者はエントリーシートの内容をもとに9チームに分けられてビジネスプランを考えていきました。

勉強会&ご講演

コンテストが始まってからの3日間で、運営が企画した勉強会や審査員の方々からの講演が行われました。1カ月間のコンテスト期間を最大限有効に使うため、前提となる知識をコンテスト開始直後にインプットしていきました。

勉強会&ご講演の内容

  • 木村様(ベンチャーキャピタリスト)ご講演 

  • 事前課題共有 

  • ビジネスモデル検討会 

  • 新規事業立案ワーク 

  • 川口様(連続起業家)ご講演 

  • 課題文検討会 

ビジネスプラン立案

ビジネスプランの立案はチームごとに行います。チームごとにスタイルが異なっており、毎朝早くから議論を少しづつ進めていくチームもあれば、土日等を使って一気に進めていくチームもありました。

また、THISの理念に共感してくださった企業の方々からは、イベント開催という形で協賛をいただきました。まず、コンテスト参加者を対象に、サイバーエージェントさんとコラボして、ビジネスプランを立案する際の思考法を学び、実践するワークを行いました。
Gaiaxさんには、コンテスト期間中にビジネスプランを壁打ちし、ブラッシュアップする機会を提供していただきました。

ビジネスプランの審査

審査員の方々は全員がビジネスプランを評価するプロフェッショナルである、ベンチャーキャピタリスト(VC)の方々でした。
発表に対して鋭い質問をする審査員の方々に対し、理路整然と応答する参加者の方々はとても輝いていたのを覚えています!

また、両大学の学長からもメッセージを頂きました。

参加者からの声(一部抜粋)

この1ヶ月間、つらいこともあったのですが、THISが提供していたコンテンツはどれもとてもよく設計されていてすごく貴重な体験ができたなと思います。ありがとうございました!

ビジコンに全然興味がない人にこそぜひ参加してほしいです!スポーツなどではチームで活動する経験をしたことある人も多いと思いますが、チームで
一緒に考え抜くという経験はなかなか経験していない人が多いと思います。スポーツと違って役割分担することが難しいので、そこを乗り越える経験は貴重な経験になると思います。

〇 今年度のTHISの動き

今年度は、昨年行ったコンテストをさらにブラッシュアップして多くの一橋生・東工大生に参加してもらうために活動を行っています。
また、コンテストの準備と並行して、起業コミュニティの立ち上げ準備も行っています。
これは、比較的長い期間となっているコンテストには参加が難しいという方や、コンテスト以外の場でも継続的に一橋生と東工大生が交流し、新しい価値を生み出していきたいという方々のために構想しているものになります。
詳細が固まり次第お知らせしますので、Twitterをチェックしてみてください!

運営メンバー募集

現在、コンテストや起業コミュニティを一緒に創ってくれる仲間を募集しています。興味のある方はこちらのフォームからお問い合わせください!(フォームを出したからといって必ず運営に参加しないといけないというわけではありません。ただ話を聞いてみたい!という場合でもお気軽にお送りください。)

最後に

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。よりよいコンテストやコミュニティをつくっていくため、今後も頑張っていくので応援よろしくお願いします!
面白いと思ってもらえたら、「スキ」を押していただいたり、Twitter等で共有していただけると大変嬉しいです!

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