頭がバカになる!これぞZ級!【ホラー映画を毎日観る人】(172日目)「アタック•オブ•ザ•キラートマト」
「アタック•オブ•ザ•キラートマト」(1978)
ジョン•デ•ベロ監督
◆あらすじ
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米国農務省実験農場でアメリカ政府が極秘で開発していたトマトが突然変異で人々を襲い始めた。政府は専門家を集め対策を練るも、薬も虫も銃弾も通用しない。
そしてトマトの犠牲者はさらに増えていく。
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トマトが人を襲う!
製作費わずか9万ドルの不条理&シュールコメディ
何度見たってストーリーは謎すぎるけど別に理解してなくても全然大丈夫です。
今作はその後、続編3作、アニメ化、ゲーム化と
カルト的な人気を誇り、伝説的なクソ映画として愛され続けています。
パッケージのように目や口がついた巨大トマトが人々を襲うのかと思いきや、普通のトマトがもにゃもにゃ言いながらコロコロ転がったり、飛び跳ねたりするだけです。
ちなみに
一番大きいトマトは動くときに下部に明らかに
車輪のようなものがついているのが分かります。
人を襲う直接的な描写もなく、死体にも特に外傷がないためどのように人を殺しているのかは分かりません。
狭い会議室でのやり取りはチェーンソーマンのOPのワンシーンの元ネタにもなっています。
(チェーンソーマンのOPの元ネタの数々に関してはTwitterやらYouTubeでも様々な方が取り上げていますね。)
50年近く前の作品にも関わらず、不条理やシュールな笑い、スカシ、いじり、不謹慎ネタなどがすでに完成されていて当時としてはかなり前衛的で新しい作品だったのではないでしょうか。
ボボボーボ・ボーボボよりも不条理な作品が見たい方は是非!!
余談ですけどキラー系だと「キラーコンドーム」とか「アタック•オブ•ザ•キラー•ドーナツ」とかも近い内に見てみたいです。
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