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ギコギコしちゃうぞ♪【ホラー映画を毎日観る人】(175日目)「テリファー 終わらない惨劇」現在上映中

「テリファー 終わらない惨劇」(2022)
ダミアン•レオーネ監督

◆あらすじ
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あのハロウィンの惨劇から一年後、アート•ザ•クラウンは再び蘇る。今回標的になってしまったのは父親を失ったシエナと弟のジョナサン。
姉弟はクラウンの殺戮ショーから逃れることができるのか。
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失神者続出の超過激ホラー!全米が吐いた!?

全世界で愛された「テリファー」公開から7年。
ついに待ちに待った続編が本日より公開されました。

今作はクラウドファンディングで製作費を募ったところ、目標金額が5万ドルだったにも関わらず蓋を開けてみるとなんと25万ドルも集まったそうです!
それだけ続編を待ち望んでいたファンがたくさんいるだなんてなんだか嬉しくなってしまいます。

このまま是非とも「13日の金曜日」や「チャイルドプレイ」のように何作も続くシリーズになってくれることを願っています。

前作では殺人ピエロのアート•ザ•クラウンがストーリーもへったくれもない無差別殺戮ショーを繰り広げる80分程の作品で、最高に面白いのですがクラウン以外のキャラクターは特に印象に残りませんでした。

しかし、今作は潤沢な予算のおかげで
尺はなんと138分!
被害者側のキャラクターや人間模様をしっかり描き、ストーリーにより厚みが増したように感じました。それでいて尺の長さはまったく気になりません。

父親を失ったことに苦しみ続けるシエナと弟ジョナサンが怯えながらも勇敢にクラウンに立ち向かっていく姿、姉弟愛には美しさすら覚えました。

しかし母親は子供達の言うことを一切信用せず、ヒステリックに怒るばかりで「ジョナサンを精神病院に強制入院させる」など過激な発言もあり好きになれませんでした。
“私今怒ってますよ、苛立ってますよ”を表に出す人が個人的に嫌いだからというのもありますが。

でも母親の「ハロウィンはセックスの日なの?」というセリフには非常に共感しました。

ストーリー重視になったのかと思いきや
クラウンの殺戮ショーや拷問シーンもご顕在
シエナの友人アリーを死なないように痛ぶり続けたり、生首の脳みそ部分をくり抜いて〇〇にするシーンは
「全米が吐いた!?」の
謳い文句の名に恥じぬぶっ飛び具合でした。

ミーガンは来週公開!
こちらも楽しみです。

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