ペタグーグミ【ホラー映画を毎日観る人】(290日目)「青鬼 ver.2.0」

「青鬼 ver.2.0」(2015)
前川英章監督

◆あらすじ
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ひろしと杏奈は不登校の同級生シュンの様子を見に彼の家に行く途中、怪物が現れると噂される廃墟ジェイルハウスに誘い込まれる。時を同じくしてシュンが不登校になった原因である不良グループの卓郎、美香、たけしも肝試しの様子を生配信するためにこのジェイルハウスを訪れていた。ひろしは建物内での自分達はシュンが作成したゲームの世界とリンクしていることに気がつく。シュン協力の元、ひろし達はこの建物からの脱出を目指す。
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2009年頃からニコニコ動画やyoutubeで話題となり、未だ根強い人気を誇るフリーゲーム「青鬼」が題材となっています。
劇場版一作目の「青鬼」は大分前に視聴しており、こちらは須賀健太さんと当時AKB48に所属していた入山杏奈さんのダブル主演となっています。

ちなみに今作は続編ではなくバージョンアップしたもので、前作との直接的な関わりなどはありません。

内容としては前作よりも原作に近い印象で、ゲームの世界とリンクしているということもあり実際のゲームの映像もたびたび差し込まれたり、製作者のシュンが建物内のひろし達を脱出させるために指示を出すなど場面転換が多めでテンポも良いので最後まで視聴者を飽きさせない作りでした。

主人公ひろし役の中川大志さん
華があります。

青鬼側の新キャラとしてフワッティーが登場しており、これがとても良かったです。一体だと小さいし、ただ闇雲に突っ込んでくるだけですがこれが
合体して巨大になるとかなりの迫力です。
ひろしと卓郎が共闘してこいつを倒す展開も非常に良かったですし、重石を落として潰すという倒し方も豪快で面白かったです。

ペタグーグミに似てます。

青鬼は意外に表情豊かで慣れてくると可愛く見えてきます。ゲームのあの感情の無いどこか無機物な感じの方が怖さはあると思います。

動作は遅いため走れば逃げ切れます。

青鬼に喰われた時の血飛沫やフワッティーが潰された時に青い血や肉片が飛び散ったりする所も見てみたかったです。