1作目【22年目の告白－私が殺人犯です－】を観た

【22年目の告白－私が殺人犯です－】
入江悠監督

オーディションを受けるにあたって映画観てみました。
上映してた当時、面白そうだなって思いながら結局観れずに終わっちゃったやつだったから何だかワクワク。

あらすじ的にはタイトルの通り、22年前に起きた連続殺人事件の犯人が時効が過ぎたとされた時に「私が殺人犯です」と名乗り出るところから始まる。それも事件の告白本を出版するという。それだけにとどまらず被害者遺族に会いに行ったり報道番組に出演したり派手な行動をたくさんしていく。その真理というのが徐々に明らかになっていくっていうお話でした。

なんかこういうサスペンスものって誰が犯人かってのを観てる側が推理していくのが一般的なのに最初から犯人が自白してるってのはなんかユニークで面白いね〜。
そしてその自白してる犯人は藤原竜也演じる曽根崎って人のカリスマ性で世間は熱狂していくんだけどあの異常なカリスマ性っていうのかな、あれは本当藤原竜也にしか出せないよなぁってすごい関心。

大どんでん返しとはまさにこのことって感じでたくさん観客の目が裏切られていくんだけどそれがわかる時って気持ちいいものでそんな瞬間がたくさんある映画でした。

何より好きだなって思ったのは、ちょっとネタバレになっちゃうんだけど、結局犯人は時効を迎えず逮捕されることになって一件落着かなってなった時ある人物に殺されてしまうんです。
そのなんだかただじゃ終わらないところ、残酷さとずっと続いてくようなところが現実味があって良かったな〜。スッキリしないのが普通のサスペンス映画ぽくなくて。

この映画は、出てくる人物が、牧村も曽根崎も被害者遺族も、ほんとにこの事件に執着してて純粋にサスペンス映画として楽しめた。無駄があまりなかったのが本当に良かったな。
出来れば映画館で観たかったなってのが心残り。笑

#映画 #感想文 #俳優 #役者