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3年ぶりの夏コミの話(日記:2022/08/13)

お久しぶりです。またしばらく日記をサボってしまった。

3年ぶりの夏コミ。そして100回目のコミケ。
これほど『記念すべき』という言葉がぴったり当てはまる状況もない、というくらいのコミックマーケットに参加してきた。ありがてえ。

大学時代に初参加してから数年、ほぼ毎回何かしらの本を作って参加しているのだけれど、今回僕自身も記念すべきというか、以前からやってみたいな〜と思っていたことを敢行できたというコミックマーケットでもある。

そう、コミケで一次創作本を頒布してみたかったんだ…!
ということで頒布したのがコチラ↓

試し読みにはなってしまいますが、今回頒布した本の序章〜1章中盤くらいまでを無料で読めちゃいます。よろしければぜひ。

短編小説『平等女』の話を少しします。
頒布した本に後書きを入れるのをすっかり忘れてしまったので、それも兼ねてということで。

この短編小説『平等女』はもともと僕が大学生時代につらつらと書いていたオムニバス形式のショートショートでした。
屁理屈で妙な価値観を持つ彩瀬さんという女と、陰キャで「静かな生活を望んでいる」…と思っているだけの篠崎くんという二人。このコンビが色々な世の不平等を叫ぶ人たちの話を聞きつつ、なんていう物語です。
僕自身あまり時系列を気にせずに書いていたそれらのオムニバスを、一本筋の一つの物語として纏めた上で、その導入部分にあたる部分を短編『平等女』として一つの本にしました。
これが、今回頒布した小説本、というわけです。

オマケの書き下ろし『一肌脱ごう』は、そのオムニバスの一つという位置付けで、大体図書準備室から始まる彩瀬さんと篠崎くんの物語の一つでもあります。

貯めたままになっている他の『平等女』も、少し改稿しつつNoteにでもUPできたらなーと考えていますので、もし気になる方はチェックいただけたらと…。

昨年の冬コミ以来ではありますが、こうやって実際にスペースに座って、通り過ぎる古今東西のコスプレイヤーを眺めつつ、人に手渡しできる環境は僕の創作欲を掻き立ててくれます。

本を書き終えて入稿した瞬間は「こんな辛いこともうやんねーぞ!」という気持ちなのに、実際に本が手元に来て、こういう(コミケの)環境に身を置くと、自然と「次は何を作ろうかな」なんて考えてしまいます。やっぱりなんか作るって本当に楽しいなって。

最後になりますが、今回コミケで本を手に取って下さった方、スペースに来て応援の言葉をかけて下さった方、いつも僕のことを褒めて応援してくれる相方、そして原稿を作るきっかけをくれたコミックマーケット…その全てに感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

これからも何卒よろしくお願いいたします。

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