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ひらがなの"み"を最後に書いたのはいつだっけ?(日記:2022/10/21)

ふと思ったことがある。「ひらがなの"み"を最後に書いたのはいつだっけ?」ということだ。

散歩帰りに突然浮揚したその疑問に対し、僕はひらがなの"み"を含み、かつ日常で書くことのある言葉を思案してみた。しかし思いつくのは名詞ばかりで、しかも"み"を含んだ言葉が思いつかない。大体、漢字に変換されてしまうのだ。
しばらく"み"を書いていないから、もしかしたら書けなくなっているかもしれない…単語がなかなか思いつかない僕は、"み"の形を丁寧に思い浮かべてみる。こんな形であっていたっけ?ゲシュタルト崩壊してきたぞ…

そんなことがあったのが、しばらく前のこと。
それ以来、手書きで何か書くときに"み"を意識するようになった。

実際のところ、思っていたよりはひらがなの"み"を書く機会がないということもない。
けれど何となく(検証していないのでぼんやりとした言葉を使わせてほしい)、名詞よりは補助動詞の"みる"で用いることが多いような感触があった。
補助動詞の"みる"は見る、ではないし、漢字で書くことは誤用でない限りまずない。それに、付箋などに手書きでちょこっとメモをとる時に「〜してみる」と書き散らしておくことが多々あったのも要因だろう。

勿論、名詞で使わないと言うことでもない。"み"かん、とか、"み"りん、とか。
やっぱり、名詞となると漢字になることが多くて、ひらがなの"み"探しは結構難しいかもしれないな、なんて思うのだった。

多分しばらく、ひらがなの"み"を見つけたときの喜びを感じながら生活していくんだろうな。


今日の1語

バタくさい

西洋的だったり西洋かぶれだったりして、異質な感じがするさま。

https://ja.wiktionary.org/wiki/バタくさい

ウィクショナリー日本語版によると、こういう意味らしい。
正直に言うとあまり馴染みのない言葉で、乳くせえ、的な意味なのかな?と文字面から想像していた。

深掘りして調べてみると、どうやら日本の開国頃に遡るらしい。当時樽詰めで匂いがキツかったバターはあまり好かれておらず、さらに西洋食品の象徴だったことからこのような表現になったのだとか。(https://extraordinary.cloud/batakusai.html)

匂いとしての『臭い』と、〜のような様子、と言う意味の『〜くさい』がダブルミーニングになっていてなかなか面白い言葉ではある。
けれどかなり揶揄というか、侮蔑的な意味合いを含む言葉でもありそうだ。あまりポジティヴな言葉とは言えないな…気をつけよう。

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