Shibatyuu

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最近の記事

芸術としての音楽はどこにあるのか

前回、現代の音楽作品の価値は本当のところどこにあるのかという話がありました。そのことに対して、現代音楽は複数の創作が統合した一つのコンテンツとして評価されていますが、それは商業性への評価であり、音楽そのものの芸術性の評価には至らないというのが僕の考えでした。ただ、僕はその構図を否定するつもりはありません。 つまり、『単に個人が極めた音楽芸術を評価されたいなら、現代では音楽よりも小説や美術の方が向いていると思う』ということを言いたいわけです。 そして、僕は芸術至上主義的なところ

    • 芸術性の評価

      音楽を作る中で常に悩んでいることが一つあって、それが「自分は売れるために曲を作っているのか」ということです。僕は曲を作るときは、それまで聴いてきた音楽や身に着けた技術、覚えている理論などを最大限引き出すためにはどのようなメロディあるいはコードを使えばいいかを考えています。この行動自体は、芸術としての音楽を高めようとする意識から生まれている行動だと言えます。実際、僕自身「売れる」ということに対する意識は外部に出るほどの願望ではないです。作曲をしていることを人に話す時も、一つの趣

      • 科学は常に進化している

        大学の物理学の先生が言っていたことに、はっとさせられる出来事がありました。それは、物理学の授業の導入として科学史をサラッと説明していた時のこと。 「天動説は今や否定され、我々は地動説を当たり前のこととして信頼しています。しかし、我々は天動説が一般的だった当時の科学や、それに基づいた研究をバカにすることはできません。科学は常に進化していて、今常識として扱われている物理法則や、自然現象の捉え方が否定される時代が来ることだってありえるからです。我々が過去の人間をバカにすることは、現

        • 今年度総括

          4月4日。僕の誕生日なんですが、まあ色々ありましたねこの1年は。 まず春。普通に大学で鬱になりました。 勉強がね、面白いものは面白いんだけど、頭が悪いから成績がカス。単位さえ取れない科目もありました。 そして人間関係。中高の友達がどれだけ良いか。人はよく言いますよね「高校の友達は一生の友達だよ」とか。本当にそれを思い知らされました。結局大学の友達とは食事すら(大学での昼食を除くと)一度も行っていません。恐らく彼らも、全くつまらない人間という訳ではないのでしょうが、僕のツボじゃ

        芸術としての音楽はどこにあるのか