今年度総括

4月4日。僕の誕生日なんですが、まあ色々ありましたねこの1年は。
まず春。普通に大学で鬱になりました。
勉強がね、面白いものは面白いんだけど、頭が悪いから成績がカス。単位さえ取れない科目もありました。
そして人間関係。中高の友達がどれだけ良いか。人はよく言いますよね「高校の友達は一生の友達だよ」とか。本当にそれを思い知らされました。結局大学の友達とは食事すら(大学での昼食を除くと)一度も行っていません。恐らく彼らも、全くつまらない人間という訳ではないのでしょうが、僕のツボじゃないんですよね。仲良くなれないのがわかっているからどうにもできない。
そうなると、自然と厳選された人と狭く深い関係を持つ環境に変化するわけですよ。
6月頃からアルバイトをしているのですが、職場には人となりが良く成っている先輩方が多く、仕事以外のことでも色々な学びがありました。あとみんなキャラ濃くておもろい。大学にいるより働いてる時の方が53191567198倍ぐらい楽しかったです。今も。

また、昨季には三つの別れがありました。
一つ目は、高校の友との別れ。大学に入ってから高校の友達とは会おうとしないと会えなくなり、特に自分が理系なのもあって時間が取れず、みんなで顔を合わせたのは結局数回に落ち着きました。高校の文化祭で一緒に作品を作った仲間とも中々会えず、寂しい思いをしました。やはり彼らからしか得られない栄養みたいなものは確実にあって、僕にはそれが必要だったようです。(鬱になったので)
二つ目は、これまで僕のMVのイラストを描いていてくれたMacchiiが「一次創作に向いていない」との理由で僕の作品から離れることになってしまったこと。僕はこの方のイラストが大好きで、「このまま feat.IA」のイラストをPCの壁紙にするほどです。しかし、いなくなってしまうと動画を出すのにもイラスト以外の新たなアイデアが必要になってきて、逆にそれが発想に繋がることもありました。「朧 feat.初音ミク」から写真を背景にしたMVを作ってみて、曲の雰囲気ともマッチしていて、こういうものも形になるんだなという認識が芽生えました。
三つ目は、これまでのShibatyuuとの別れです。正直これまでの僕の作品は面白いものの真似であって、触れてきた作品を咀嚼して自分の物にするということができていない感覚がありました。しかし、大谷翔平選手も言っていたように、「憧れていては超えられない」のです。その意思表示の一つとして、無色透明祭Ⅱで投稿したのが「ながれぼし」でした。音楽理論の部分では、これまでの僕の作品にはあまり目立ってこなかったコード進行や、特定の複雑なコードを僕なりのやり方で使い、また作詞ではこれまでの僕の良いと思う言葉遣いを抽出して作られたアイドルソングです。

上記の別れに加えて、新たな出会いもありました。
Xでは含みを込めた言葉でポストをしましたが、実際のところ何に期待しているのかというと、「僕の曲を歌ってくれそうな人を発見したことで、これまでの自分の集大成となるアルバムを作れるかもしれない」ということです。高校の時から考えていたことで、コンセプトアルバムを作りたいという思いがあります。物語に音楽を付属して複数のベクトルから描かれる作品を作りたい。その思いでこれまで何度か物語を考えたり、歌い手を探したりしていましたが、ピンとくるものがなく、心の奥底に眠らせていました。しかし、先日、他者と関わる中で、ドラマ性のある一つの人生のテーマを発見しました。それは「大人になるということ」です。
バイト先の先輩は本当に大人だなと思うことが多いです。そうした人と関わる中で、自分が全く大人になれていないということを痛感することが多々あります。これまで何曲かそれを描いた歌を作ってきましたが、作ってから何年経っても大人になれていない自分の不甲斐なさに恥ずかしさを覚えます。
これをテーマに作品を作ったら面白いものができるんじゃないかと思い、現在制作中です。コンセプトアルバムと聞くと、4文字のバンドが思い浮かぶかもしれませんが、彼らの作品とは違って、音楽はおまけ程度になると思います。物語に重きを置いて、むしろそっちの軸で面白いことが出来たらようやく彼を越せるなと思っています。正直まだ企画段階ですが、まあこれをここまで読む人は限り少ないと思うのでいいです。

というわけで相当雑ですが昨季の大まかなまとめでした。
ではまた。


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