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時間軸を長めにとることの大切さよ

赤ちゃんが生まれるというときにささやかなお祝いをしたまま時が過ぎ、久しぶりにふとした理由で会った人。その時の子が3歳だっていうからもう3年たってたらしい(笑)

つれづれに近況(激変してた笑)を聞きながらおしゃべりしていて、ふとその人は「子どもが反抗期で…」「父親との関係が悪くて」とこぼしていた(3歳の末っ子ではなく、第一子がそういう年頃)

そのお父さんの反応があまりに懐かしくて思わず、私が娘たちの反抗期にどうしていたかって話をしゃべった。思えば私の立ち位置はどっちかっていうと「お父さん」だったから笑。で、しゃべっていて思い出したのは次女と一番関係が悪いときのある夜、大げんかしたあげくに「家出した」という話。といっても、腹立ちすぎて気持ちがおさまらなかった私が、自宅の駐車場の車の中に逃げ込んだってだけの、ただの情けない話なのだが(しかも車中で東京の大学にいる長女にLINEして「しょうがないねえ」と笑われたという落ち付き・笑)
当時は長いトンネルだと思っていたけれど、ふりかえれば笑い話も多いし、心が通っていた瞬間もたくさんあるし、とにかく今ふりかえると見え方がまったく違っているよね。

「今はどうなってるんですか?」と彼女が聞くので、今の我が家の平和な親子関係の話をしていて、本当にあの頃唯一自分が出来ていたのは「イマココの親子関係がすべてじゃない」と思えた(耐えた・笑)ことだったなあと思いだす。

子どもが何人いてもそれぞれに違う、とはいえ、やっぱり数人の経験値がある先輩の話を聞くと「時間軸が長くなるなあ」と思えるのは事実。そのとき先輩側がなにか立派な訓示をするのではなく(できるはずない笑)、試行錯誤して悩んで怒ってやらかしてて…という話を経て、子どもがどう育ち、親である自分との関係がどうなっているのか、って話を聞くとよいと思う。

たった2人しか育てたことのない私が言えることなどないのだが、それでもあえて言うとしたら、親子関係が厳しい時期も捨てちゃいけないのは、根っこで互いを信頼していて(信頼は信用とは違うのよ)、ピンチの時は助けを求められる回路がある、って状態だけを守ることかなと思っている。で、子どもと言っても自分の一部ではなく、たまたま自分から生まれたに過ぎない「別の人格・別の存在・別の人間」ってことを繰り返し唱え続けるってことかなと(親がどう働きかけても、生来のナニカのほうが強いんだよ…笑)。

小学校、中学校、高校といろんな時期を経て、社会に出て社会に育ててもらい友だちに支えてもらうなどして、まあまあたくましく生きている子どもたちを見ている親としては、目の前の反抗期という自立への一歩を踏み出した子どもに向き合っている親にはどうぞ「ちょっと力を抜いて、目の前じゃなく少し先を見ておいてね」とお伝えしたい。
だいたい、そのほうがこじれないからね笑

でもそれがしんどい、と思うなら、あなた自身が(お父さんでもお母さんでも)子どもを支配したい気持ちが強めなのかもしれないな。
そうなったらきっと、あなたの時間軸が短すぎてあなたと子どもの距離が近すぎるってことだから、覚えておいてね。


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