#56 道場生獲得の為のSNSビジネス戦略①
特定されるとアレなので娘の誰かとは言えないが…
娘に『バレンタインのチョコ作るのにチョコ買いに行くの面倒臭いから学校で◯◯ちゃんから貰ったチョコ溶かして自分があげるチョコにしていいよね?』と聞かれて娘に関心してしまった最悪の父親は私です。
どーも誕生日はホワイトデーの柴田です。
#育休中35歳
さて本日は、柔道人口激減の裏でコツコツと色々な取り組みを行い道場生を増やしてきた柴田道場の裏側を公開しようと思う。
柴田道場は2019年3月14日、僕の誕生日にオープンした。
道場オープン前の2018年11月にフランスに招かれシバロックセミナーを行ったのだが、この時、フランスメディアやSNSで見た時に柴田道場?何それ?どこにあるの?となる様に、オープン数ヶ月前から柴田道場の柔道衣を用意してフランスでのセミナーは全て柴田道場の柔道衣で行った。
これは道場オープン前に1番最初に行った戦略の1つ。
その時はまだ道場を立ち上げる事を発表もしてなければ公式SNSも立ち上げて無かったのだが個人宛に沢山のメッセージを頂いた。
これから柴田が何か仕掛けるよ!と言うメッセージを届けた。
しかし道場運営なんてした事ないのだから全てが手探り状態。
▶︎道場オープン日の設計
道場を立ち上げる事ご簡単では無い事は容易に分かるが道場オープン日を2019年にしたのには意味がある。2020年夏以降に立ち上げるのと、2020年夏以前に立ち上げるのとでは雲泥の差が出ると予想した。
そう。東京オリンピック2020だ。
柔道が4年に1度、他のどの競技よりも輝き注目される時。
この東京オリンピック後に必ず波が来ると予測した。
なので、それまでには道場を立ち上げ、少なからず軌道に乗せておく必要があった。
しかし思いもよらぬコロナがやって来てオリンピックは延期。
延期どころか道場は活動停止を余儀なくされた。
これは全くの予想外の出来事でオリンピックの波に乗るどころか完全に道場は停止状態。
それに柔道はどうしても相手と密着する上、室内競技。
コロナ当初は危険な競技とされ新規入会者も全くいないどころか試合も中止が相次ぎ、練習すらできない事から、辞めていった子供も多かった。
話を戻して道場の立ち上げからの人集め戦略の話をしようと思う。
オープン当初は自分の子供3人+2名の計5名からのスタートだった。
オープンの1ヶ月程前に柴田道場公式SNSとしてFacebookと Instagramのアカウントを開設した。
開設しただけで人が集まるはずもない。
まだ道場生は5人だけだし何の実績も評価も無い。
5人では練習にもならないので良く近所の道場にお願いしては一緒に練習をさせて頂いた。
▶︎人は人が群がる所に集まる
《並んでるラーメン屋に入りたくなる理論》
考えてみてほしい。
道場生が5人しかいない道場に自分の子供を預けようと思うのか。
5人だけの淋しい道場に自分の子供を預けようとは思わないはず。
しかし道場生5人しかいないもんはしょうがない。
先に述べた様に何の実績も評価もないのだから口コミでは広がらない。
そこでまずはSNSに力を入れる事に決めた。
とは言え、何の魅力も無い淋しく見えるSNSでは自己満足に過ぎないので、まずは沢山の子供が通ってる様に見せた。
#うちの道場賑わってます感
#実は道場生は5人のみ
#並んでるラーメン屋に入りたくなる理論
実際に当時投稿していた写真👇
SNSを見て道場に足を運んでもらう。
体験に来てもらうまでが勝負の鍵🔑
#SNSは簡単そうに見えて奥が深い
#SNSも研究と分析
道場にさえ来てくれれば後は実際の雰囲気や指導内容を見てもらい、あとは対話して決めてもらう。
道場SNS(ビジネスアカウント)を自己満足で終わらせてはいけない。
どんな人が見て(見てもらいたくて)どうして欲しいのか。
柴田道場の場合なら
道場近辺に住んでいて子供に習い事をさせたい親をターゲットにして道場SNSを見て体験、見学に来たい。と連絡させる。
この流れだ。
ハッシュタグはいかにも親がまずは調べそうな
#刈谷市 #習い事 #柔道
などが該当するだろう。
またSNSでなくてもネットで調べる時、自分が子供に習い事をさせたくて調べる時なら【刈谷市習い事】で調べるから、その様なキーワードで引っ掛かる様に設計していった。
その時、1つ重要な事がある。
▶︎ネット検索時、最上位に出て来る様に設計する
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