見出し画像

丸山部長と #003たかはしさんのとあるやりとり ②

こんばんは。
WROLD GAFE byまちの企画室
チームA 副部長シバタです。

今回は、11月30日に第二回目の壁打ちの会を控えた
エントリー#003たかはしさんと
壁打ちの会のメンターである丸山部長のとあるやり取りを紹介致します。


たかはしさんのエントリープレゼンの内容はこちら。


そして、その後の丸山部長とのやり取りはこちらをご覧ください。




丸山部長:
前回を経て、高橋くんのプランは端的に言うと
「健康的な中華料理(野菜も主軸?)」というような方向性を言っているのかと思います。
フェーズ1としての目的設定的には一旦これを置くで良いとして、
ここからは戦略フェーズとして、ターゲットや提供価値にフォーカスしていく必要があります、プランシートを見る限り、そのあたりはとってもふんわりですね。

今回の場合、中華料理は好きだけど、中華=不健康というイメージから、
本当は好きだけど何か抵抗があるなど健康志向層からはやや敬遠されがちなジャンルということで、そのイメージを払拭した上で何をどのように狙うのか、そのあたりを具体的にしていくフェーズです。

30日の壁打ちの会でも詳しく話そうと思いますが、上記のようなテーマ性は、魅力的で面白い一方で難しさも秘めています。
中華なのに健康的というジャンルが、意外と新しく感じ、世にあまりないのは、たまたまではなく必然と考えるべきです。
つまり、その発想がたまたま今まで誰も考えていないもので、高橋くんだけが唯一考えついたという奇跡な訳でなく、どちらかと言うとみんな一回考えつくけど選ばなかったと言うだけだったりします。
何故選ばなかったか、、それは、、そっちを選ぶと失敗すると思ったからと言う理由でしょう。
例えばラーメン屋でも焼肉屋でもハンバーガー屋さんでも比較的ジャンクな業態では、
健康的なコンセプトを真っ先に謳っているお店もなくはないけど、かなり少数派なはずです。
やはりそれはマクロでは消費者のみんなが求めていないと言うことの象徴です。
健康やヘルシーはこの時代重要なキーワードでもありますが、裏を返せば諸刃でもあると言うことです。少数派を狙う事業をやると認識して進む必要があります。

と、ここまでで言うとネガティブに聞こえるかもしれませんが、決して100%反対している訳ではありません。
誰もやっていないことをやった人の方が成功する理論もあります。
単純ではないよと言うことと、上記背景やリスクを理解していることが重要であり、その上で勝機を見出し突き進むことがイノベーティブな発想なわけです。時代も常に変わっているのもあるのでね。これまでとこれからは常に状況は変わるものです。
そんなことを念頭に、プランをブラッシュアップしていきましょう。

また上記のようなテーマ性と別角度で、飲食店としての位置付けや業態的にも具体的にイメージしたいですね。
前回ようこ先生が質問していたような、利用シーンや利用人数なども。
業態的な話としては、チェーン店でもなく町中華でもなく、高級中華レストランでもなく、点心屋でもない、
新たな中華ジャンルのブランドづくりとなる感じでしょうか。それはいったい何なのか。
中華レストラン?中華居酒屋?中華ダイニング?中華バル?など一言で言うと何が当てはまるかな?
街の期待としてもあのビルの5階でどんなジャンルならハマりそうかなども想像していきましょう。

その上で、利用シーンや利用人数、単価イメージあたりも具体的にしていくと良いですね。ふらっと気軽に行ける店なのか、予約をベースとするようなお店なのか。
一人で行けるのかどうか、何名くらいの利用が理想なのか。
当初の平面図を見るとカウンター主体でしたが、プランシートではやや高単価目な利用を狙う感じですかね。
カウンター主体の場合、一般的には1名利用や2名利用がメインターゲットとなりますよね。なくはないけどカウンターで一人利用だけど高単価利用なギャップを狙う感じ?そのあたりもかな。

あと、もう一点、同ビルの2階に入る中華のお店の情報と、周辺の中華ジャンルのお店の情報が欲しいですね。特に同ビル2階は、直接的に競合するので敵を知っておくことは重要かなと。

たかはしさん:
いつも細かいところまで拾っていただき、ありがとうございます!
なかなか自分のイメージを言葉にしていくのは難しいですね。
丸山さんからいただいたご返答と今のところの調査を踏まえて補足していくと、
①健康を全面に出しての集客はなかなか難しいと考えています。
→中華を食べにきたら、実は体に優しい食事だった。となるように設定できたらと思っております。かと言って、全くアピールしないで集客するのも難しいかなと。ここが、ふわふわポイントのひとつです。

②ターゲットの深掘りはまだ絞りきれておらず、ここは30日に壁打ちしてもらえると良い答えが出てきそうな気がしております。
今のところ、
お昼はママさんや子育てが落ち着いた方達の集まりのイメージ。
夜はお酒と料理を楽しみながら、ゆっくり話をしたい方たちのイメージというところです。

③地域特性が違うのですが、一応今の成城のお店では、健康までは謳っていませんが、「体に優しい中華」を主軸として16年以上続けられているお店なので、逆にここの需要が出店エリアで見込めるとわかれば、得意なところなので、突き進めるのではないかと思っております。

④今のところの計算ですが、損益分岐点が●●万位となっており、分解していくと、月26日営業できたとして、ざっくり計算だと、(16席計算で)
昼は1回転(@1200)
夜は2/3回転(@5000)
日の売上平均●万
で、成り立つ計算になり、集客をある程度継続できれば、伸びしろもありつつやっていけるのではと考えております。

⑤チェーンでも高級でも町中華でも専門店でもない立ち位置。
今のところ近いイメージは、中華ビストロといったところでしょうか。
上記の価格帯は、エリアの現状の調査では決して高い方の金額ではなさそうで、お酒も楽しめるけど、予約しておいた方が入りやすいかも。という位置付けにすることで、チェーンのように安あ店ではないけれど、思ったほど高くないかも。というところを狙えると継続しやすいかなと考えています。

⑥店舗の箱の形(長方形)上と、少人数でやれることを前提として考えると、
個室がひとつ作れますが、1人〜4名くらいの集まりのイメージですかね。

初めての価格設定は高くせず、オプションや接客で➕αの売上を重ねることで、少しずつ高みを目指していけるのではないかと考えています。

⑦2階のお店、今は別のところでやっているお店で、先日行ってきましたので、リアルな話ができます。
周辺の中華のお店もそんなにはないので、情報集めておきます。

そして、必然的に競合となる同ビル2階の中華店の情報です。
https://s.tabelog.com/kanagawa/A1405/A140508/14053505/


といったやり取りがなされていました。

たかはしさんは、前回もそうでしたが、
壁打ちの会と会の間にも来年4月の開業に向けて着々と準備を進められていて、丸山部長とも頻繁にやり取りをなされています。

この感じをみると、色々定まりつつある気がしますが、どうなんでしょう。
11月30日の壁打ちの会でどれくらい進んでいるのかが楽しみです♪


さて、
次回、11月30日の壁打ちの会から
入場料が値下げされ、より気軽に参加いただけるようになりました♪
おいしいお酒を飲みながら、おいしいお料理を食べながら、
為になる話を聞いてみませんか?

参加のご表明は以下の調整さんよりお願い致します。


長くなりましたが、最後までありがとうございました。

以上、副部長シバタでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?