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#671愚か者

もしも愚か者が、みずから愚かであることを知るならば、すなわち賢者である。愚か者でありながら、しかもみずから賢者だと思う人こそ、愚か者だといわれる。

原訳「法句経(ダンマパダ)」一日一話

無知の知

「無知であることを知っていること」が
重要であるという意味だ。

自分がいかにわかっていないかを自覚する。
そうすれば、謙虚になれるし、
ひとの話も素直に聞ける。

素直が一番難しいのも、
多少なりともわかってしまう
ということが原因ではないかと思う。

わかったと思った瞬間に
人は話を聞かなくなる。
わかったふりをしない。

多少わかったとしても、
自分自身に「本当にわかっているのか?」と
問いかけ、本質をとことん追求すること。

知らないことを知らないのは本当に罪深いこと。

愚か者にならないように、
無知の知を大事にしたい。

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