見出し画像

#621気遣い

気遣いも、相手を気遣ったあと、サラリとして何も残らないのが粋です。カレーの隠し味には、インスタントコーヒー、ケチャップ、りんごなどが使われますが、その食材が主張しないから美味しいのです。カレーからコーヒーの香りが立ちのぼるようでは、それはもうカレーではありません。あなたの親切を誰かに気づいて欲しいと思うのは、コーヒーの香りがするカレーと同じです。「自分を見て」という承認欲求がそこに存在するからです。

なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣

「私の気遣いに気づいてよ。」という心の声。
この時点で、他人への気遣いではなく、
「自分を見て」の承認欲求になってしまう。

気持ちはもの凄くよくわかる。
しかし、人としてもうワンランク上に
行くためには、与えたことは気にしない。
愛は与えっぱなしにならないといけない。

気遣いとは相手を喜ばせるもの。
それが、自分はいい人だ。
自分は凄い人でしょ?
これでは誰も喜ばない。

大丈夫。
わかる人にはわかるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?