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#740 勝負哲学

勝敗とは、人が感じる感性の中で「はっきりしていないものを決定づける区切り」みたいなもので、自己を知る瞬間でもある。勝ったことへの優越感が励みとなり、その後の成長につながることは否定されるものではない。この世は、人と人との関わりの中で生きていかなければならない以上、多少なりとも他者との比較は必然的に生じてくる。

アスリートの本質

この世の中で勝ち負けを
一度も経験したことがない人はいない。

みんな毎日どこかで勝負をしている。

勝つことで得られる自信。
負けることでわかる自分の現在地。

著者の言うように

勝負とは、
「はっきりしていないものを決定づける区切り」と
言えるだろう。


情報が昔よりも遥かに多いこの時代においては、
勝ちや負けの意味もかつてとは異なる。

だからこそ、この勝負における意味を
自分自身でしっかりと定義しておかないと
「やった!勝った」と思ったら、
実は地獄の始まりだったということもあり得る。

勝負に盲目になるのではなく、
勝負する意味を考え、
自分の勝ちと負けを定義する。

結果が全ての世界ではあるが、
自分なりの勝負哲学を持つことの方が、
これからの時代は長く生きられると思う。

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