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【インド旅行記】コルハプール(一日目)
「マハラシュートラ州のノンベジ天国」ことコルハプールへやってきました!目的はもちろん飯。マトンやフィッシュなどを中心としたターリーや、ミサルパブなどを二日間で食べ尽くします!
ムンバイから夜行列車でやってきて、朝7時半に到着。9時から目的のミサルパブの店が開くので、それまでにコルハプールの一大巡礼地、マハーラクシュミ寺院を訪れます。コルハプールひヒンドゥー教三大神の維持神・ヴィシュヌの妻であるラクシュミが住んでいた土地と言われており、ここの本尊にはそのラクシュミが祀られています。駅から約30分歩き、寺院に辿り着きました。寺院の東西南北に門があり、周りは全て土産物や屋台などで賑わっています。荷物と靴を預け寺院の中へ。
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まだ朝8時なので比較的人も少なく、静かでいい雰囲気です。ヒンドゥー教寺院特有のカオスさや人の鬱陶しさなども皆無。気持ちいい朝です。
寺院を参拝し終わり、ミサルパブの有名店「Phadtare Misal Center」へ。ちょうど9時に到着したのですがすぐにローカル民が押し寄せ、一瞬で席が埋まりました。メニューはミサルパブのみで、注文を聞かれることもなく料理がやってきます。
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まずはミサルを混ぜて一口。辛っ!!噂には聞いていましたが、やはりコルハプールの料理は痺れる辛さです。そして、この辛さが胃袋を刺激します。食パン型のパオがどんどん進みます。この後もたくさん食べることは分かっているのに、結局一枚パオをお代わりしてしまいました(笑)
一旦ホテルに行きチェックイン。鉄道駅近くの「Shree Mahalaxmi」という場所です。エアコン無しのシングルルームで800ルピー(1440円)。もっと安くしたい場合は近くにある「S.S Yatri Nivas」というドミトリーがおすすめ。ただし外国人は英語表記の住所証明書(請求書など)が必要で、無い場合は宿泊不可です。それで僕は断られました。。
ホテルにWiFiがないので、休憩がてら近くのカフェに入ります。「Coffee Sanskruti」という店。WiFiもあるし、コーヒーも安いし、ゆっくりした雰囲気で素晴らしい!都会のムンバイにはこういう安くて長居できるカフェがないので、田舎に来るとこれが一つの楽しみでもあります。アメリカーノ60ルピー(100円)だぜ??
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しっかり2時間強滞在し、スポーツナビのライブ放送で甲子園の大阪桐蔭vs神村学園を観ました。大阪桐蔭の投手層の厚さ、半端じゃありません(何の話?)
大阪桐蔭の勝利を見届けた後は昼食。約30分ほど歩き1947年創立の老舗コルハプール料理屋「Padma Guest House」へ。隣には同じくPadmaの名がつく古い映画館があります。雰囲気満点です。スペシャルマトンターリーを注文。
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真ん中のスペシャルマトンを一口。骨付きなのですが柔らかく、骨がサラっと取れます。味付けはやはり辛め。これが大判のローティによく合います。キーマも濃い味付けで美味しい。玉ねぎには珍しくドレッシングがかかっていますが、これが濃い味のカレーといい相性です。締めにはマトンライスが出てきます。
ただマトンのエグみが結構あるので、苦手な人はキツイかなーと。あと辛いのが苦手な人もやめた方がいいかと。あとわりと特殊な味付けなのでインド料理初心者にもおすすめはできないかと。僕ですら食べ終わった後、胃が汗をかいているのが手に取るように分かりました(笑)
辛いものを食べた後にはお口直し。地元で有名なアイスクリームショップ「Solanki IceCream」へ。通常のアイス以外にも、ちょっとしたサンデーのようなカクテルアイスや、ミルクシェイクなどもあります。店員さんにオススメを聞き、マンゴーアイスのカクテルアイスを注文。
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小さいシフォンケーキが4枚も入っています。燃えた胃袋を冷やしたい今、あまり欲しくなかったかも(笑)。でも他にも具沢山で美味しかったです〜。ちょうど良いお昼休憩でした。
一旦ホテルに戻ってダラダラし、19時半から夕食へ。YouTubeや各種レビューサイトで大好評の「Parakh Hotel」へ。昼にマトンを食べたので、今回はマサラチキンターリーを注文。
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美味い!やっぱチキンって食べやすい。料理自体も全体的に洗練度が高いです。特に白のスープがめっちゃ美味い。辛さも相まってローティをどんどん食べ進め、おかわりまでしました。しかしコルハプール特有の辛さが、途中からボディブローのように効いてきます。胃袋の限界がやってきました。。
コルハプールはマハラシュートラ州の超ストロングスタイルな街です!街を歩けばマラーティー語の表記や看板しか見かけないし、料理も一切食べる側に寄せない辛さ。マラタ王国の武士になって、「これぐらい食え!」と教育されているように感じました。
同じマハラシュートラ州でも、ムンバイからプネーを通ってコルハプールに来るにつれて、料理が辛くなっていくような印象。マラーティーの真髄を感じました。まだまだインドは奥が深い。
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