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【インド旅行記】コルハプール(二日目)

マハラシュートラ州の激辛料理都市コルハプール、最終日です。夜9時の列車でムンバイに帰るので、それまで街を散策します。

ゆっくり起きて10時半から動き出し。昼食前にニューパレスというマラーター王国の宮殿に行きます。中心部からは少し離れるのでオートで移動。ここのオートもメーターで走ってくれます。どうやらマハラシュートラ州は基本的にメーターだそうです。嬉しい限り。

ニューパレス

ニューパレスの敷地は思っていたよりも広大で、入り口から8分ほど歩いて宮殿に辿り着きました。だだっ広い土地に壮大に聳え立つ、いかにもマハラシュートラ州の宮殿って感じです。中に入ろうとすると係員に「チケットは?」と聞かれました。僕はまだチケットを買っていなかったのですが、さぞ近くにカウンターがあるだろうと思い場所を尋ねると、まさかの一番最初の入り口でした。また8分歩いて戻って、8分歩いてここに来るのか??…結局諦めました。外観でも十分満足できたしいいかなと(笑)

ということで昼食を食べることに。また少し離れた場所にあるミサルパブの有名店「Bawada Misal」。結構分かりづらい場所にある上、店名もマラーティー表記なのでご注意を。しかし味のある店構えです。ミサルパオを注文。

Bawad Misal外観
ミサルパオ(70ルピー)

おお〜!!美味い!ミサルパオはいろんな具材やスパイスが入っていて味の解説が難しいのですが、すごく全体のバランスがいい。辛さはぶち抜けていますが。パオが程よく小さいのもいいですね〜。4枚はペロリと食べれます。料理もクオリティ高いですが、サービスも良し。外国人が珍しいのか店員さんが凄くニコニコしながらお代わりを聞いてきますし、なんとフリーWi-Fiもある!いい店でした〜。

そして昨日もお邪魔した「Coffee Sanskruti」へ移動。コーヒーブレイク、そして大阪桐蔭vs報徳学園をセンバツLiveで観戦。物凄くレベルの高い試合で、特に8回の攻防は緊張感があり、僕が内野手だったら絶対打球飛んできてほしくないなー、と思いながら見てました(何の話?)

アイスアメリカーノ(60ルピー)

夕方5時になり、ベルの有名店「Rajabhau Bhel」へ。ベルとはインドのスナックで、セブと呼ばれるベビースターラーメンみたいな揚げ麺やおかきなど、色んなものが入っています。通常はプリという揚げ玉と一緒に食べるベルプリが有名ですが、ここはベルのみです。ベルのみは初めて食べます。

Rajabhau Bhel
スペシャルベル(40ルピー)

写真じゃ分かりづらいですが、想像の3倍の量でした。これがスナックだなんてどうかしてます(笑)。ただめっちゃ美味い!コルハプール特有の辛い味付けと、ベルの甘いタレのミックスが絶妙で、どんどん進みます。ただしこの後も夕食があるので、ほとんどをパッキングしてもらいました。

ついにコルハプールラスト飯、前評判ナンバーワンのコルハプール料理屋「Opal Hotel」へ。ホテル併設のレストランで、タイムズのローカル料理部門を受賞している店です。マトンチキンターリーを注文。内訳はマトンストックの2種のスープにマトンマサラ、マトンキーマ、チキンフライです。

マトンチキンターリー(510ルピー)

激ウマ!!!!!これまで色々食べてきましたが、ちょっとレベルが違います。本当に全部が丁寧に調理されていて、どれも完璧な美味しさ。マトンはイヤな臭みが全くなく食べやすい。そしてキーマはマトンの旨みが凝縮されていて珠玉の一品。チキンと美味しいのですが、こうなると全部マトンのマトンデラックスを頼んでみたかったです!赤白両スープも良い味出してます。ホテルだけあって接客も一流。最後に最高の一皿いただきました!もちろん辛いけど(笑)

大満足で店を後にし、歩いて鉄道駅に向かい、ムンバイに帰るのでした。インドの激辛都市コルハプール、文字通り刺激的な街でした。

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