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【インド旅行記】ラクナウ食道楽(2日目後編)

怒涛の朝食を終えホテルに戻りしばし休息を取り、13時から再び食道楽コースへ。

昼食一軒目はWahid Biryani。Aminabad地区の有名ビリヤニ店です。アジアハンター小林さんの著者「食べ歩くインド北・東編」に載っていた店です。ただグーグルのレビューはそこまで良くないのであまり期待はせずに行きました。

チキンビリヤニ・ハーフ(110ルピー)

しかしこのビリヤニが旨いこと!結構オイリーではあるのですが、そんなのガン無視。バクバク喰らいつきました。テンポよくひたすらスプーンが進んでいきます。
Idris Biryaniもそうなのですが、食べている間常にに食欲を刺激され続けている感覚で、ハングリーな精神状態のままフィニッシュまでいってしまう。多分塩を含めたスパイスの使い方がめちゃくちゃ上手いんだと思います。

そしてビリヤニにはやっぱりコーラ!!何故か分かりませんが、めっちゃ合うんですよね〜。この店でも既にセット売りされていました。
キンキンに冷えた瓶コーラがビリヤニとの相性バツグン。ほんと大満足でした!

チキンビリヤニ・ハーフ&コーラセット(130ルピー)

そして二軒目へ。Wahid Biryaniの隣りにあるTunday Kababiアミナバード店です。
前日にも食べたTunday Kababiの別店舗なのですが、こちらの店はチョーク店とは異なり高級志向です。店内も綺麗ですし、ちゃんと席が仕切られていてガチャガチャしてないし、ケバブの見栄えもチョーク店みたいにきたなくありません(全部普通のことだが)。

バッファローケバブコンボ(80ルピー)

味もちょっと違うんですよね~。美味しいことには違いないんですけど、良くも悪くも纏まっているというか。チョーク店ほどのインパクトがないんですよね。ルマリもちょっと厚みがあって上品な感じ。個人的にはチョーク店の薄っぺらいのが好きなんですよね〜。
値段も実は倍します。80ルピー。同じメニュー、チョーク店は40ルピーでした。

個人的には完全にチョーク店が好みですが、きちんとした食事の席または衛生面を気にする方はアミナバード、とにかく安く美味しくまたは現地の雰囲気を感じながら食べたい人はチョーク店、といったように使い分けるといいのかなーと。

Tunday Kababiアミナバード店内

昼ごはんの二軒目を終わり、ちょっと気持ち悪いぐらいに腹が膨れました。朝も3軒いってるし、Wahid Biryaniの量がかなり多かったんですよね。満腹感を感じないスパイス使いが完全に仇となりました。
「なんでこんなに食べてるんだろう」と飯・賢者モードに陥り、自らへの禊として1時間歩きました。

カロリーを気持ちばかり消化して、ちょっとコーヒーブレイク。お店は安定のCafe Coffee Days、通称CCDです。インドの有名コーヒーチェーン店です。落ち着く店内でゆっくりアイスコーヒーをいただきながら本を読む。体力、精神共に少し回復しました。

アイスコーヒー(210ルピー)

ホテルに戻り目一杯胃の中を消化させて、20時半から夕飯コースへ。
一軒目はもちろんIdris Biryani!もう何度も言及してきましたが、ここに行くためにラクナウに来たといっても過言ではありません。昨晩、今朝と2度チャンスを逃し、ついにあの激ウマビリヤニとのご対面・・・と思いきや、まさかの早仕舞い(泣)

グーグルでは16-21時半となっているのですが、おそらく無くなり次第終了で、いつもこのぐらいの時間には終わっているんじゃないかと。あの締め作業の進度だと20時には閉まってたんじゃないかなと。

悔しいけど、しゃーない!インドはこんな事日常茶飯事ですから。また今度来ればいいのだ!
結論、Idris Biryaniは16-19時までに訪れるべき。月曜朝はニハリ限定。火曜定休。2023年9月現在の情報ですが、ぜひご参考に。

ということでラクナウ最後の店へ。今旅で3食目のクルチャニハリ。お店はMubeen's。最初に訪れたRaheem's Kulcha Nahariのお隣の店です。こちらもRaheem'sに引けを取らない盛況っぷり。
注文は一度バッファローニハリをコールしたのですが、店員がやたらパヤを推してきたのでそちらに変更。料理はすぐにやってきたのですが・・・謎のバッファローケバブが一緒に着丼。
最初のバッファローってのがケバブだと認識されていたようで。もうどうしようもありません(笑)

パヤ&クルチャ(100ルピー)

この店もさすが評判なだけあって美味い。パヤ、クルチャともに品の良い美味しさです。パヤ(脚肉)もトロットロです。骨髄までチューチュー吸いました。

しかしもうこのパヤだけでお腹いっぱい。ケバブには全く手が付けられず。なのに店員は「ビリヤニはどうだ?」とかさらに食べさせようとしてくる。悪気はたぶんない(と思いたい)のだが、外国人からたくさんぶんどってやろうみたいに勝手に感じてしまうところもありました。いや多分違うんですけど!通常のインド人は僕らの倍ぐらい食べるんで、その感覚で言ってきたんだとは思うんです。でも食えないよぉ~。結局ケバブはお持ち帰り。
何が悔しいってホテルに戻って食べたそのケバブがまぁ美味いこと。レアな焼き加減に絶妙なスパイス。こんなに美味かったら文句言えないじゃないか(笑)

そして次の日の朝は7時の電車で次の目的地へ。ラクナウ食道楽はこれにておしまい。絶対にIdris Biryaniのリベンジを果たすべくまた来たいと思います。

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