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【インド旅行記】ダラムサラ(1日目前編)

ついに念願のダラムサラに来ました。ダラムサラはインド北部の街で、チベット亡命政府があることで有名です。
この旅のために2ヶ月ぐらい前から「セブン・イヤーズ・イン・チベット」や「クンドゥン」、「ダライ・ラマに恋して」など映画や書籍からチベットについて勉強し続けてきました。

そして今回の旅のメインはズバリ、ダライ・ラマの法話を聴くことです!
10/2~4日にダライ・ラマの法話が予定されており、その日程に合わせてやってきました。法話への参加は無料なのですが、事前登録が必要なので、ホームページで推奨していた3日前に到着。今日の任務はこの登録を済ませることです。

デリーからのバスで朝6時にダラムサラ到着。しかし到着地は山の麓、ダラムサラのメインロードであるマクロードガンジまでは山を登ること約1時間。
大体みんなタクシーに乗っていくのですが、お金がなく、体力と時間だけはある僕は迷わず歩くことに。

なかなかに急な勾配ですが、景色を楽しみながらゆっくり向かっていきます!

朝のダラムサラ

そして1時間半ほどかけてマクロードガンジに到着。しかしまだ7時半で法話の事前登録は9時からなので、まずは宿泊先を探すことに。

今回泊まったのはTibet Worldというところ。Booking.comなどの宿泊サイトでは出てこないのですが、ネット情報で見つけて飛び込みで泊まらせてもらいました。本来チベットのコミュニティセンターみたいなところです。
ちなみに一泊200ルピーと間違いなくダラムサラ最安価格です。しかし本来外国人は泊めてはいけないらしく、長期滞在はお断りされ2泊3日で予約。

Tibet World外観
部屋(一応ツインルーム)

ホテルに荷物を置き朝食に出かけます。メイン通りにあるShangrila Vegetarian Restaurant。有名店という訳ではないのですが、ローカルな感じがいいなぁ~と思いリストに入れていました。
オーナーはチベット人で客も6~7割ぐらいはチベット人。のんびりした雰囲気がとても良いです。

注文はブラックコーヒーとチベットパン(ジャム・バター・ハニー付)。かなり悩んだのですが、チベットパンとやらがどんなのか気になり頼んでみました。朝食なんで、ついトーストみたいなものを想像していたのですが、これが大違い。全く予想外のものが到着しました。

チベットパン(ジャム・バター・ハニー付)

見た目はほぼピザ。いやピザよりヘビーかも。パンもかなり厚みがあるし、バターもどっぷり塗られています。ていうかジャム・バター・ハニーは既に塗ってあるんかい。てっきり自分のさじ加減で塗るもんだと思っていました。

しばらく呆気にとられていましたが、気を取り直して頂くことに。見た目通りヘビーで濃い味ですが、意外と美味しい。これは何日か食べ続けたらクセになりそう。お腹もいっぱいで、かなり満足しました。

店を出たら9時半。法話の事前登録が始まっていたので、受付があるダライ・ラマ寺に向かいます。
朝なので比較的空いていました。
受付の人に「登録お願いします!!」というと、「Cフォームは?」と聞かれました。なんのこっちゃ分からなかったのですが、外国人は事前にこのCフォームという書類を泊まってる宿で作ってもらわないといけないとのこと。あとパスポートとビザのコピーも必要。

美味しいお店はバッチリ調べていたんですが、僕はこういうのは抜けまくり。宿舎のTibet Worldに引き返して「Cフォーム作って!」というと、「外国人が泊まっているのがバレるからできない」とのこと。

ぬぐぐ・・・早速詰んでるがな。
しかしここはインド。問題が生じても結局なんとかなります!(僕の経験では)。色々考えた末、Tibet Worldを二泊した後のホステルを事前に予約し、そこに今日行ってみてCフォームを作ってもらうようにお願いすることに。我ながら賢い!

しかしここから謎に長い1日になるので、前編はここまでに。

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