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【インド旅行記】ヴィシャーカパトナム(一日目)

アーンドラプラデーシュ州最大都市のヴィシャーカパトナムに初上陸!通称ヴァイザッグ(Vizag)と呼ばれています。アーンドラプラデーシュ州は元々隣接するテランガナ州と2014年まで同じ州を形成していたのですが、テランガナが分割独立した際に州都機能をもつハイデラバードを持っていかれ、現在でも州都は未だハイデラバードにあります。よってハイデラバードは2州の州都を兼任していることになります。パンジャーブ州とハリヤナ州の両方の州都を兼任しているチャンディガルと同じですね!

ムンバイから飛行機で到着。空港から最寄りのバス停まで15分ほど歩きます。ここからは中心部のRTC Complexというところまで38番のバスが出ています。しかし僕の目的地はR.Kビーチという場所で、乗り継ぎが必要になります。バスは比較的頻繁に出ているものの、リキシャに声をかけたら150ルピーで目的地まで行ってくれるとのことで、リキシャで行くことに。

R.Kビーチはラーマ・クリシュナ・ビーチの略称で、ヴァイザッグ最大のビーチです。到着すると、月曜の昼間だというのに人でごったがえしています。そして波の激しさが半端じゃない。まるで東映です。

R.Kビーチ
東映ばりの波

なんかイマイチ落ち着きませんが、一旦チャイをいただき心をリラックスさせます。

チャイ(10ルピー)

チャイを飲み終わりしばらく海岸沿いを散歩します。街自体は湿度が高く蒸し暑いけど(35℃)、海岸沿いは海風が気持ちいい。場所によっては椰子の木も並んでいて、雰囲気もよい。

海岸沿い

20分ほど歩き、潜水艦博物館に到着。入場料は大人一律70ルピー。外国人料金がないのが嬉しい。写真を撮る場合は追加で50ルピー。僕はつけなかったので写真はありません。

どんな感じかというと、まんま潜水艦の中に入るというアトラクション。かなりリアルに再現されています。何に使うか分からんハンドルが無数に並んでいたり、ラジオ室があったり、魚雷を搭載していたり。

個人的な感想としては、スペース的なムダがない構造だなと。通路も天井は170センチほどで、部屋間の扉はさらに低く、しゃがむ必要があるほど。印象的だったのは寝室。めちゃくちゃ狭い部屋を上手く活用し3-4人ほど寝れるようになっています。働く側としてはキツそうだけど。

70ルピーと入場料も安く、近くに来たら寄る価値はあるかと。僕も20歳の時にシドニーのクルーズ船で働いていて、船で寝泊まりする生活をしていたので、少しノスタルジックでもありました。

そして再びR.Kビーチに戻り、バスに乗ってRTC Complexまで向かいます。ビーチに来る際にちらと見て気になったのですが、ここにはフードストリートがあるんです!オープンするのは夕方以降とのことで、17時半にやってきました。まだ営業してる屋台はまばらです。夜になると盛り上がる感じかと。レビューで評判の良かった「M K Lassi Point」でマンゴーラッシードライフルーツ入りを注文。

M K Lassi Point
マンゴーラッシードライフルーツ(60ルピー)

ドライフルーツが想像以上に入っています。ラッシーも美味い。ちなみにプラス10ルピーでアイスを乗せることもできます。

そして夕食。ベジミールスが人気のお店「Subbayya Gari Hotel」へ。特に注文をするわけでもなく、席に着くとバナナリーフが置かれて準備が始まります。すごく本格的。スイーツ、ライス3種、カレー類、ベジフライの順でサーブされていきます。

スペシャルベジミールス(280ルピー)

この小ぶりにたくさんの料理がある感じ、まさにインドのおせち料理といったところか。幼少期の頃は少しずつしかないのがまどろっこしいと思っていましたが、このスタイルに風流を感じられる年頃になってきました。食に興じるとはこのことですね。

さすが人気店だけあって、各料理のクオリティが高いです。好みだったのはトマトダール(中央右端)とビリヤニ(下右から2番目)。ビリヤニは改めて地方によって製法が全然違うなと。ここのはライタとミックスするのが非常に美味しい!

ただ中々にボリュームがあります。これだけ品数があるので当たり前かもしれませんが。上記2種だけおかわりしてフィニッシュ。料金も土地柄を考えれば少し高め。グジャラートみたいに150ルピーほどで食べられたら嬉しいなーと。でも美味しかったです!

そしてバスに乗って宿に戻ります。明日も一日ヴァイザッグ観光なので、ゆっくり休みます。

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