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強くなりたければひとかけらの勇気を

陸上未経験。
走る系の運動未経験。
コロナ禍の暇つぶし&ダイエット&体質改善目的で近所の土手を走り始めた四十路が、サブ3.5を達成して別大マラソンにエントリーしようとしているお話。

ランニングが習慣化して3年、熊本城マラソン2023にて念願のサブ4を達成する。この時味わった達成感の中に、「もしかして…サブ3.5して別大マラソン走れるんじゃないの⁉」という壮大な野望が生まれた。

が、如何せん素人である。
練習メニューはランチューバ-さんたちが発信している練習内容だったり、ガーミンが提示するものだったり、その日の気分で適当に行っていた。しかも2022年度は業務過多により、ポイント練はほぼ無し、ひたすら休日のジョグで距離を稼いで、それでも月間走行距離は200kmに届かない。同じことをやっていても、記録は頭打ちだろう。

この壁をどう破るか。

そこで出会ったのが、「まるお製作所RC」のオンラインチームである。

もともとファンであるランチューバ-のランニングshockさん、まるお製作所RC部長ヒロさんが立ち上げたチームの扉を、勇気を出して叩いてみた。初期メンバーは私以外ほとんどがサブ3を目指す猛者たち。設定ペースは異なれど、送られてくる練習内容に青ざめる毎日。それでも目標達成のためには食らいつくしかない。

強くなるには背伸びした環境に身を置く。
これが2023年度大躍進の要因である。

ビジネスでも学習でも相通じるけれど、自分の実力にぴったりの環境にいれば、居心地は良くてのびのびとやっていけるし、心身ともに負荷の少ない状態を維持できる。が、同レベルの仲間と同調するので、個人としてそこから一歩伸びようとするのは難しくなる。

しかし思い切って自分のレベルよりも高い集団に入ってしまうと、嫌でも背伸びをしないと付いていけないし、付いていくためには常に努力しないといけない。その努力を続けていくうちに、いつの間にかその集団相応のレベルが身に付いている。

RCメンバーもそれぞれビジネスパーソンとして多忙であるにもかかわらず、練習時間を作って走り込み、はるかに多い月間走行距離をこなしていた。同じ市民ランナーでも意識の高さにびっくりしたし、練習に対する熱量はオンライン上でも伝わってくるし、とにかく刺激を受けまくった。
このRCメンバーとして自信をもって走れるようになりたい…この意識が練習や体作りに反映されていった。

結果、シーズンを終えてみれば目標のサブ3.5を達成することができていた。

強くなりたいのなら、成長したいのなら、まずはハイレベルな環境に飛び込んでみよう。そのひとかけらの勇気が、一年後の自分を変えているハズだから。

変わっていった意識のお話は、また後日ゆっくりと…

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