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読書の記録 今年の芥川賞のニ作目の、

 「バリ山行」(松永K三蔵)を先ほどざっくり読みました。久しぶりです。雑誌を買うのも読むのも。ある会社の登山サークルのお話で、日頃はごめんください近所で作業やっててたまたま目についたんですけどお宅の屋根ヤバくないですか、とか帰宅すると家の電話の留守録が点滅していて「アンケート調査にご協力ありがとうござます、今回の台風による家屋の被害に火災保険が適用されることを、知っているならば※を、初めてきいたという方は#を押してお答えください。ツー、ツー、」といった営業手口なことくらいの認識しかなかった例の業界でした。読み終わったところで気づいたのはアレです。恋愛にたとえると明治の文豪の人事不省で高熱にうなされている間に破局しておりすべてが終わっていた遅かりし豊太郎の「舞姫」悲劇な話でした。むろんこれは比喩で何でもかでもBL視点で見てしまうつもりはないですが『危険なアバンチュールからの生還』なのでした15文字でまとめると。

410文字


もう少しじっくり読み直します。

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