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久々にB級映画を見て無駄に考察してみた。

「CABIN」を観ましたのよ。

なんかもう、ホラー映画ファン向けギャグ映画でしたわね。人が死んだり、結構なスプラッターではありましたが、もうギャグでしょ。

というか、どんぐりころころでカエルに封印される幽霊ってなに!? 何なの!?

あらすじはもう、ウィキペディアでラストまで書いてあるので、ネタバレ配慮なしで書き散らしていきます。

とりあえず、世界中の科学者たちが封印しているのが「旧き神」で、それを鎮めるのに最低でも5人必要で「淫婦」「戦士」「学者」「愚者」「処女」の役割が与えられる。そして「淫婦」「戦士」「学者」「愚者」の順で殺して血をささげてればOK(処女は死んでも死ななくてもいい)

で、アメリカの科学者たちが目をつけたのが5人の大学生なんですが、もう人選失敗というか……たぶん全員タイプ的に「学者」なんですよ。医者を目指していたり、バカンスに教科書持って行こうとするようなインテリ集団なので。だからちょっと頭をアッパラパーにするために薬やガスを盛っている。

……なぜ初めからアッパラパー集団にしなかったのか。

そもそも、科学者が処女役を与えているデイナなんて物語冒頭で教授と不倫関係だったことが明らかになっているし……。せめて「愚者」「処女」の役割が逆であったならば……。

それにですよ、日本支部のターゲットは私立小学校の10数人の女子児童なわけですが、彼女らの中に「淫婦」がいるのですかい!?

地球の存亡を握っている、緻密な計画を立ててオーバーテクノロジーを持つ国際集団のわりに、いけにえの人選がちょっと雑じゃありませんこと!?

別の意味で目が離せない展開でしたね……。

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