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「実績かい~じょ」2021年3月18日の日記

・「裁判傍聴」に行きました。


・今月の日記に何度か書いているとおり、今月は年間労働時間の関係で月のほとんどを休んでいる。この貴重な機会を逃すわけにはいかないので、人生の「やりたいことリスト」を消化している。そのひとつ、「裁判傍聴」に出かけた。


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・千葉地裁。
・都内の裁判所は傍聴者が多く、かつ感染症対策で傍聴者席が減らされているのもあって、入るのが難しいときがあると聞いたので、やや遠いが千葉の地方裁判所に来た。


・裁判の傍聴には、事前の予約や申し込みはいらない。事前に裁判所のサイトから、その日に行われる裁判の時間と法廷の場所を確認しておきさえすれば、あとは当日、裁判所に行って、直接法廷のある階に行けば傍聴することができる。手順を番号でまとめるとこんな↓感じ

裁判所のサイトから、傍聴したい裁判の日時と場所を確認する。

・ちなみに今日わたしが傍聴したのはこれ。

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・この、3月18日10:00~、千葉地裁新館の7階、702号法廷で行われた、覚せい剤取締法違反、および関税法違反に係る裁判。

当日、千葉地裁へ行く。
入口で手荷物検査を受ける。手順は空港と一緒。バッグと、ケータイ、腕時計などの金属を荷物かごに預け、金属探知機ゲートをくぐる。
エレベーターで法廷のある階へ行く。法廷には関係者入口の他に、「傍聴人入口」と書かれたでっかい扉がある。
開廷の10分ほど前になると、「傍聴者人入口」のドアの鍵が開き、入室できるようになる。
法廷へ入室したら、傍聴人席に座って静かに待つ。裁判長と裁判員が入室するタイミングで起立、礼をする。


・以上の流れ。


・開廷中でも、法廷の出入りは自由。


・興味本位で行った裁判傍聴だけれど、手錠をされて入室してきた被告人の表情たるや、今までわたしが見たどんな”緊張”の表情よりも重く、暗く、恐怖に満ちていて、広い法廷の雰囲気のすべてを被告人の表情が支配していた。


・「では、開廷します。」という裁判長の合図で開廷した。
・まずは検察側から、これまでの捜査の結果と、そこから導き出した求刑の発言があった。覚せい剤取締法と関税法違反に対する検察側の求刑の内容は、わたしの想像を超えてとても重いものだった。


・続いて弁護側が、弁護側での調査と証拠の結果を報告し、無罪を主張した。内容は理路整然としていた。裁判の内容をくわしく書くことはできないので、ここまでわたしの書いた文脈では「無罪」の主張はあまりに無謀に思われてしまうかもしれない。でも、弁護側の主張は明確な根拠と証拠のあるもので、わたしは検察側の求刑を退けるに足る内容だと思った。


・検察側と弁護側の両者の主張がされたあと、裁判長は被告人に対して「最後に何か言いたいことはありますか。」と聞き、被告人は涙声で自分の主張を訴え、本日は閉廷となった。裁判長から、判決の日程が言い渡された。


・開廷から閉廷までちょうど1時間。判決は一週間後。判決は同日には下されず、大抵の場合、数週間程度日が空く。
・検察側と弁護側の主張を踏まえて、裁判員たちはどのような判断をするのだろうか。来週の判決のゆくえが気になる。



・裁判所へは、千葉駅から歩いて行った。
・千葉駅には初めて来たのだけど、道は広いし、お店はいろいろあるし、科学館も美術館も近くにあるし、わたしはとても楽しかった。
・裁判所の近くに千葉市美術館があるので、裁判傍聴後に足を延ばした。

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・昨年7月にリニューアルオープンしたばかり。
・300円で常設展を鑑賞した。1か月に1度展示替えをおこなっているそうなので、季節ごとの作品を楽しむことができる。今日はひなまつりと桜、花見がテーマの作品が多く展示されていた。

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・これは千葉市美術館にある、非常時以外は通行できないどこでもドア。(非常時にはどこへでも一瞬で避難することができる。)

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・千葉市美術館から千葉駅までの途中に立ち寄った千葉神社。参拝者はお昼時の時間帯にはほとんどいなかった。


・先日、東京都美術館の「吉田博展」へ行った日記を書いた。

・この時、荷物用のロッカーにお財布を入れたまま鑑賞してしまったせいで、会場の最後にあるミュージアムショップのグッズを買うことができなかった。ポストカードなど、展示会場限定のグッズが多くて、財布を持ってこなかった自分にかなりガックリな思いをした。
(別に展示エリアを退室した後も、ミュージアムショップにはチケットの当日中であれば戻れるらしいことが書いてあったけど、スタッフの方に話しかけるのが申し訳なくてそのまま帰ってきてしまった。)

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・そういうわけで、再び上野へ。東京都美術館のレストランでランチを食べ、吉田博展をリピートした。前回行った時にかなり気に入って、会期中にもう一回来るつもりだったからいいのだ。
・好きになった作品がかなり多く、ポストカードはここ1年の展覧会の中では間違いなく過去一番多い枚数を購入した。



・テニスメーカーのウィルソンが、ブラジル出身の画家、ロメロ・ブリットとコラボしたラケットを今日から発売した。

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・かっけ~~~~~~~~~~。


・かっけ~けど、ウィルソンって勝手に玄人向けなイメージを持っている。実際どうなんだろう。295gらしいから、今のわたしが使っているバボラのピュアドライブチームよりは10g重い。渋谷のウィンザーに在庫あるかなぁ。試打させてほしい。


・3月中はほとんど出勤しないが、明日はその貴重な出勤日。
・やるぞやるぞやるぞ!!!!!!!

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