以前いた職場で女性に酷いことをされた。
私は群馬県に引っ越してくる前はとある会社で勤めていた。
規模はそれなりに大きく、仕事は面白くはないけどやりがいも感じた時もあったし、会社の制度もしっかりしていた。
ただ、労働時間が長すぎて耐え切れずに辞めた経緯があるのだが、それは置いておいて実はその会社で私は女性に酷いことをされたのだ。
今回はその件について好き勝手言わせてもらう。
私にとってはお前の子供などどうでもいい。
私が女性にされた酷いこととは、女性が育児を理由に若手に仕事を押し付けて帰ってしまうことだ。
その対象に私が選ばれたことだ。
私は当時、ジムに通っていて仕事の後に汗を流したかったし、友達と仕事の後に遊ぶのが生きがいだった。
だが、会社でその女性(40代)が時間内に自分の仕事を終えずに、若手に押し付けて帰ってしまうのだ。
その若手とは主に私で、その結果私のライフスタイルは激変した。
仕事、仕事、仕事、仕事。
趣味の時間もなく、休みもない。毎日10時まで残業。
だけど、その女性は子供がいるからと言って、さも当然のように私に仕事を押し付けて帰るのだ。
上司に頼んでも「今は女性の権利を認める時代だから」みたいな趣旨の意味の分からん答え。
犠牲になってるのは私なのに。
心の底から思ったね。
お前の子供なんて私には関係ない、と。
もちろん子育てしやすい環境を整えるのは重要だ。
とは言え、会社員が育児をしたり、出産したりするのは当然の権利だ。
女性が子供を産むのは素晴らしいことだし、むしろそうじゃないと国、人類が滅ぶ。
ただね、だからと言って、お礼の一言もなく、さも当然のように私に仕事を押し付けて帰るのはだめだろう。
当時の私は26歳。
その女性は40代。
私の方が給料安い。
安いけど、その女性のほうが仕事は楽。
私は奴隷なのか?私は女性が子供を産むと人間らしい生活はできないのか?
礼の一言も言ってもらえないのか?
多分だけど、その女性は5時で帰るまでにもっと仕事をこなせたはずだし、5時で帰らなくてもいい日があったはずだ。
いや、定時で帰ってもいいんだけど、私に仕事を押し付けてるんだからそこは考えてほしい。
感謝の気持ちや態度だけでもあれば…
今でも時々思う。
あの時、あの仕事押し付けおばさんに「お礼を言う常識」や「感謝の気持ちを伝える態度」などがあれば、私の感じ方もだいぶ違っただろう。
女性の権利、産む権利、働く権利、育休、産休。
大歓迎です。
昭和じゃねえんだから、爺婆の考えじゃねえんだからどんどん認めよう。
だけど、権利を行使できるのは誰かのおかげなんだ。
権利だから当然って顔してると、その権利をみんなが使えるように頑張っている人たちは「もうやめた」ってなっちゃうよ。
これは育休とか女性とか、関係ない。
すべての人、すべての事に言えると思う。
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