
興味を持つことがすべてのはじまり
勉強が好きではない、興味がない、おもしろくない。そんな子も多いのではないでしょうか?
そもそも興味がないものを、興味があるとは思えないものですよね。
我が子が勉強に興味をもてない、スイッチが入らないというのは、親御さんにとっては今も昔も変わらない悩みかもしれません。
これについて、脳神経外科医の林先生によれば「興味がないと思わないようにする」のがすべての始まりだというのです。
脳の本能として挙げられるもののうちの一つは「知りたい」というものです。そして、どんな人でも、好きなことは覚えられるはずです。
逆に、どんなに頭のいい人であっても、興味がないものは覚えられないですし、深く考えたりもできないのですね。
「好きになれと言われても、勉強ってつまんない。」と思うかもしれません。
そんな時の対策として、3つご紹介したいと思います。
1. せめて「興味がない」と思ったり、口にしたりしない
興味を持つかどうかは、他人ではなく自分でコントロールできることです。せめて、「興味がない」と口にしないことが大事ということなのです。
2. とりあえずやりはじめる
脳はやりはじめると面白く感じるそうです。抵抗が少ない音読などからまずは勉強をはじめてみるといいかもしれません。
3. 遠い目標だけでなく近い目標も立てる
1年生のころから「受験に合格する」などと目標を掲げても、目標が遠すぎてやる気にならないかもしれません。とりあえず、現在地から近いところの小さな目標を立て、クリアするという習慣をつけるといいでしょう。受験生であっても、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃとなってしまわないよう、2週間に1回しっかり毎日の計画を立て、あとはそれをやるだけ、というふうにしておくとストレスが減りますよ。
人類の叡智がつまった数学などの教科は、もともとは多くの人が夢中になった学問です。
ちょっとでも楽しいと思えたらいいですね。
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