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休校期間中だからこそ、教科書を読もう

緊急事態宣言の延長が決まる中、
学校があることのありがたさを感じている方も
多いのではないでしょうか?


塾はオンラインで続けているとはいえ、
学校を補佐する形で時間数やカリキュラムを決めているため、
大変さを感じています。


そんな休校期間中ですが、
だからこそ今、チャレンジしてもらいたいことがあります。


それは「教科書を自力で読みとる」ということです。


社会や国語であれば、
教科書を読むというのは行われるかもしれません。


しかし数学などは
授業でも教科書を読むということがあまりないようです。


そのため子供達の話を聞くと
「習っていないところはわからない、できない」
という思い込みがあるようなのです。


柴塾では、教科書の読み方を教え、
自力で読み取れるように練習をします。


そして、読み取った内容を1枚の紙にまとめたり、
友達に説明してもらったりということを行います。


丁寧にステップを踏んでやってみると、
教科書は意外と読める、ということに気づくようです。


教科書が読めれば、授業を休んでしまって、ついていけなくなっても大丈夫です。


そして、他の教科を勉強しながら読解力も鍛えられます。


言外の意味を汲み取りながらじっくり読んでみると、おもしろさにも気づくかもしれません。


わかりにくいという意見もあるでしょうが、学校の授業を前提に作られていることと、学問としてのおもしろさも伝えたいのだろうな、という視点で読めば、私は今の教科書はとてもよくできていると思っています。


短い文章の中に、学問的な正確性を維持しながらも、ポイントをわかりやすく詰め込もうとする教科書の執筆者や編集者の努力に感動することすらあります。


本当は伝えたいことがもっとあるんだろうな、とか
何度も原稿を書き直したんだろうな、と感じます。


休校期間中は、
自力で学ぶ力を身につけるチャンスでもあります。


ぜひこの機会に、
教科書を読んでみてもらえたらと思うのです。


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