【現アパレル従業員によるシューズ豆知識】vol.19 「その他のスパイク」

野球選手でたまに見かけるな、と思っていた金具とポイントのハイブリッドスパイク。最近は店頭の商品にも採用されるものが出てきました。
両特徴であるグリップと負担軽減、そして軽量を目論んだスパイクです。

選手個人用に開発したものはその選手だけ、ということは必ずしもなく、商品化することも結構あります。

あと、一般的にトレーニングシューズとして出てはいますが、平面ではなく地面を掴めるよう細かいスタッドタイプのターフ。
こちらは毛足が短い人工芝で主に使用され、芝スパイクというような呼び方もされます。金具やポイントが刺さらないような硬い場所では、その分浮いてしまって滑る為です。

それから陸上では、ピンなしスパイクなんてものも聞かれます。これもターフと同じような考え方で、ソールの凹凸でグリップを高めるものです。陸上はタータン用ですが、他の競技やグラウンドに対して、まだまだここまで特化されていないと思います。これからラバーだけでなく、例えば樹脂ターフなど、こちらの進化も見られそうですね。

次回、「シャンク」

※かなりはしょりながらなので、厳密には正確でなくてもご了承くださいませ。。。