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自分がわからない

人は自分が何の迷いもなく思っていることを現実として経験します。
したがって「自分がわからない」と思っている間はずーっと自分のことがわかりません。

私もそう思っていた時期がありました。
なので、自分が将来どうなりたいって聞かれても答えられませんでした。
特に近い将来、1年後とか3年後とか10年後、具体的にどうなっていたいかなんて全くわかりませんでした。
意識していないことは現実的にならないので当然と言えば当然です。

こんな感じで
わからない自分を不安に思い
何とかしなくちゃとなり
自己啓発に走るわけですが
自己を啓発する前に自分を知るってことが
超絶大事なんです。
自分がわからないままでは
啓発しようがありません。
学べば自分がわかるようになるんじゃなくて
自分に問いかけないとわかりません。

とにかく自己啓発なんて勉強しなくていいから、自分研究に没頭してみてください。
問い続ければ、すぐではなくても必ず答えが降りてくるはずです。

自分て何だろう?
何で生きてるの?
何がやりたい?
やりたいがわからないなら何が好き?
得意なことだけど好きじゃない?
好きだけど得意じゃない?
好きもわからないなら何が嫌い?

こうやってどんどん自分に質問します。
好きでも嫌いでもないことは、今の自分にとってどうでもいいことです。
興味や関心がないってことは、今のところそこに意識がないってことです。
今のところってことは、この先は変わるかもしれません。
嫌いだったことが好きになることもあるし、好きだったのが嫌いになったりもします。
人は日々変化します。
だから常に自分に問いかけるんです。

こうして自分を知るようになると自分の声を大切にするようになります。
すると魂が喜びます。
自分の魂と繋がるようになると、現実が安定して豊かになり、人生がスムーズに運ばれていくようになります。

自分を変えようとして自己啓発に走るのを全否定するつもりはありません。
そこから気づきを得ることはありますが、自分を変えようと思っていると、自分が変わらなければならない辛い現実を引き寄せてしまうんです。

本当にシンプルに、人は思っていることを経験するだけなんです。
その苦しみを敢えて経験したいなら話は別ですが、大概の人は他人の成功事例のとおりに自分もできないといけないと思って挫折してしまうんです。

自分を変える必要はありません。
むしろ自分の個性は大事にしてください。
変えるべきものは捉え方だけです。

人は、どんな苦難に遭おうとも必ず良い方向へ導かれます。
起こることは必然と捉え、今がベストと肯定するようになれば、ベストな現実を引き寄せるようになります。

なぜって?
思っていることを経験するからです。
それだけシンプルなことなんです。

「自分がわからない」をやめて
とにかく自分に問いかけてみましょう。
そこからくる直感、感覚を信頼しましょう。
すると
自然に自分の生き方が見えてくるはずです。

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