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本当に心に残る
思い出は
姿や形
ものがなくても

その出会い記憶を
思い起こすたびに
愛に溢れ温かく
優しい気持ちになります


どんな時も一緒で私の心を
読み取って寄り添って
くれていたわんこが
他界して1年

いつも見守ってくれた
守り神のようで
最後はもう守らなくても
大丈夫と感じたのか

最後の日 
毛布にくるまりながら
過ごすわたしたちを見つめ
その夜に亡くなりました

いつも心配そうに
愛情が深くて
優しくて 
素直でおもしろくて

最初の出会いの
引き取られてきた時は
毛もまんまるで顔もどこか
わからないくらい
散歩もおトイレも
知らなくて

産まれてから
2年は経っていたのに
ぬいぐるみ
みたいに小さくて真っ黒
人との関係性がなく
育ったようで
初めは
思いが通じなかった

偶然に出会ったこの子に
前の名前ではなくて
名前を変えて一緒に
暮らすことになりました

犬なのに
こやぎのようで
アルプスの少女ハイジに
てできたやぎの
ゆきちゃんにカットしたら
顔が似ていたから 
名前を”ゆきちゃん”

暮らすほどにお互いを
分かって気持ちが通じ
いつも一緒
子供が産まれてからは
子供と一緒に
遊んでくれていました

子供もゆきちゃんが大好き

子供は7年の月日を毎日
一緒に過ごしました

ゆきちゃんが亡くなった日
まだ6歳の子供は
我慢して平気そうに
振る舞い 
お手紙を書いたり
どうするかを一生懸命に
考えていました

その時にお別れを
大切にしてくれるとろが
いいなと探していたら
少し遠かったのですが
見つかったのは
鹿児島の川辺町に
”ウインクルムの丘”さん

お電話でもとても温かさが
伝わったので
ここにお願いしました。

夜しか予約の時間が空いていなくて
着いた頃に暗くなって
きていました

山の中に入るので
迷って迷って 
そして携帯も電波が入らず!
焦って行ったり来たりして
やっと辿り着きました

そこの場所だけ
丘に綺麗な
イルミネーション
(もし行かれる方は
明るい方が
わかりやすいかもです)

長い間大切にしてもらって
最後にお礼を伝えたい
そんな思いの時間でした
お電話での丁寧さのように
お別れ式は本当に丁寧に心を込めて
してくれました。
本当にありがたかったです

子供はずっと泣かなかったのに
お別れ式で最後の
お別れと実感し
わんわん泣いて泣いて 
泣き疲れてその場で
寝てしまいました

動物が大好き
生き物が好きで
幼い頃からゆきちゃんとの
関係性が生き物と
繋がる心を
感じていたのだと思います

親子泣いて泣いて 
帰りの暗い夜空と遠さが
走る車の中で
ちょうどいい時間になりました 

本当に心に残る思い出は
姿や形
ものがなくても
その出会い記憶を
思い起こすたびに
愛に溢れ温かく優しい気持ちに
ありがとう








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