特別支援学校と通常級(普通の学校)

特別支援学校と通常級の違いって、
個別の教育支援計画、個別の指導計画を作るのか、
決まった項目の通知表を目標にするのか、
の違いだと思っている。

軽度知的障害の子どもやその家族と関ってみて思うことは、軽度知的障害の子たちが受けている特別な支援って具体的にはどんなことだろう?ということ。
個別にあって、それぞれ作ってるんだけどなかなか世間からは見えないよね。

例えば、視覚障害者なら、点字や白杖、拡大、テキスト形式、音声ガイドなどわかりやすい。

でも、一見普通の弱視の子は自分の普通の景色の中で生活しているから「見えますか?」と聞かれれば「見えます!」と答える。だって、見えてるから。そこでさらに「なんて書いてありますか?」と聞くと、(あっ!何か文字が書かれているんだ)と気づいて、そこで初めて拡大したり近づいたりして文字を探そうって思えるような気がしてる。
本人は見え方が違うっていつ気がつくんだろ。
知的障害って、本人の自覚も薄い。なんか、できないとか、遅いとか?気づくのは周り。本人がそれに気づいているかはわからない。重度の子はきっと分からないから本人は幸せなのかもしれない。だけど軽度の子は、周りから気付かされるんじゃないかなぁ。親、友達それこそ本当に安心できる人たちから。そんなできない感を押し付けるのは嫌だなぁ。きっと本人も嫌な気持ちになるよね。
できる、できないじゃなくて
いい感じで受け止める方法ってないのかなぁ?
乙武さんのお母さんは産まれたての乙武さんを見て、可愛いって思ったって。
そういう受け止められ方
受け止め方がいいな。

そう祈ろう。


支援ってなんだ!
形も見えない、
言葉でも言えない、
でも、だったら、せめて、
言葉にして
本人、家族、支援者で
共通認識することが必要じゃないかなぁ。
って思うようになった。

視覚的支援みたいにわかる形で
みんなにわかってもらえるように。

視覚特別支援学校の生徒に聞いた時、その支援を堂々と使えないって子もいたし、使えるけど、勇気がいるって子もいた。

周りの人達の理解があるかどうかも大切な事だよね。

特別支援学校と普通級の違い
違うと思う人の割合が
違いの大きさを産んでるようにも思う。

優しい世界
住みやすい世界
違いを認める世界
日本はどうだろう…

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