心理的安全性を高めたら…②
◇家庭を安心安全な場所に
子育てがなかなかうまくいかず悩んでいたわたし。
心理学に出会って、子育てのスキルを学び、
家庭を安心安全な場所にしようと努めてきた。
◇小さな変化が見えてきた
そうすると、
子どもたちが少しずつ、「やってみよう」という気持ちが芽生えたのか
行動範囲が大きくなってきた。
体調が悪くて外出が大変だった息子は、
まるでウルトラマンのように時間制限ありの買い物しかできない。
それが、
本屋さんに行ってから食事に行き、
また帰りに買い物もできるようになった。
買い物をするときにも、「これ食べたいな」とか、「これってなぁに?」
とか、会話が増えて、買い物の後、カゴとカートを返してくれたりして♡
しかも、カゴやカートの置き場所もどこに置いたら最善か考えたりして。
家に帰った後も、荷物を運んだり、シャッターを閉めてくれたり、
きっと、他の方が読んだら、小さなことだと思うかもしれない。
そのくらいの小さな変化だけれど、
人に興味がなくて、何もしたくないと思っているように見えた息子が、
買い物をして、何が食べたいのか商品を選んだり、車に荷物をのせて
カゴやカートを返しに行ってくれたこと。
涙が出そうなくらいに嬉しかった。
ちょっと大げさかもしれないけど…。
◇人格が変わったのかと、心配していたから…
だって、自室のベッドでほとんど一日を過ごし
外出もいつ行けるか分からない。
目に光もなく、話しかけても不機嫌で、
あんなに可愛かったあの子はどこに行っちゃったのーーー?
そう思っていたから。
人格が変わってしまったと戸惑って、
どうしていいか分からない時期もあったほど。
◇体と心はつながっている
大人もそうだと思うのだけれど、疲れているとき、体調が悪いとき
元気が無くなったり、本来の自分の力が出ないときがある。
起立性調節障害と診断さて、本当に体がきつかったのだと思う。
インフルエンザで38度の発熱している時と同じくらい
体調が悪いと言われるほど、
立っているのも辛い症状がでることもあるそう。
◇わたしがやってきたこと
意識して、こどもたちにしていたことは、
1.休ませること
2.美味しい食事を作ること
3.ひたすら話を聞くこと
そして、わたし自身の心を満たすこと
それが一番大事だったかもしれない。
じぶん自身の心が満たされないと、人にやさしくできないから。