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誰かがやってくれる、ぜいたく。

 週末。朝から絵具で遊びたいという子どもたち。100均で買ったラメ入りの絵具を出したら喜んでいた。描いた虹がいつもよりきらきらしていた。私も少しiPadでらくがきをした。

 絵具遊びが終わってから、近くにある小さなホームセンターへ。自転車に子どもたちを乗せて、みんなで出かけた。パートナーがベランダに花や野菜を増やしたいというので、ガーデニングコーナーを見て回った。ニンジンが育てられそうな深めのプランターや腐葉土を買った。

 子どもたちは文具や駄菓子に夢中になっていた。1人3つまで、と決めて駄菓子をカゴに入れていった。私が小さいころと変わらないものもあって、当時の記憶が蘇る。子どもたちは、ゼリーやガム、さくらんぼ餅を買った。

 お昼に、予約していたお店で髪を切ってきた。以前はちょっと離れたところに行っていたけれど、最近は億劫なので歩いていけるところにしている。早めに家を出すぎてしまって、予約の時間まで余裕があったので、途中、花屋や雑貨屋に足を止めた。買うつもりはないので、冷やかしだが。

 髪を切ったり、洗ってもらったりしている間はKindleで本を読んだり、目を閉じてボーっとしていた。メガネを外しているので何をしてもぼんやりして感じる。

 それにしても、誰かに頭を洗ってもらうというのは心地よくて、途端に眠くなる。普段自分でやっていることを、誰かにやってもらう、ということが快いのだろうか。誰かがやってくれる、ぜいたく。誰かが淹れてくれるコーヒーもおいしい。

 夕方、子どもたちと公園。友だちも来ていたので、一緒に遊ぶ。長女は走り回って転んだり、友だちとぶつかったりして、二度三度泣いた。次女は涼しい顔をして、友だちに借りた竹とんぼを飛ばして喜んでいた。大体いつも、そういうバランス。似ているようで似てないし、その逆もしかり。

 夜は、パートナーとお酒を飲みながらテレビを見ていた。お互いウトウトして、気づけば夜中だ。食器を片付けて、寝る準備をしてからnoteを書いている。さて、寝ようか。

いつも見てくださったり、イラストを使ってくださってありがとうございます。いただいたサポートは、子どもたちのおやつになります。