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どうして不登校になったのかずっと答えを知りたかった

5年前、子どもたちが体調不良になり
学校に行けなくなった。
初めはその事実を受け入れられなくて、毎日葛藤していた。


そのうちに、
子どもの前で取り乱してしまい、
体調や心の状態が大変だった時期の
息子に心配させて


「僕がいるから大丈夫だよ。
一人で抱え込まないで。」
と言われたり、

夜中に、「ごめんね。」と
言わせてしまった。


この頃のわたしは、
自分の苦しい気持ちに耐え切れず、
子どもの前でも心の声が
漏れだしてばかりで最低だった。

自分が子どもの全てのことに
関わっていて、
改善するのも自分の役目だと
思っていたのかもしれない。

本当はそんなことないのに。


息子の優しい言葉にはっとして、
わたしは子どもたちが
どうして不登校になったのか、
答えを探し絶対に改善しよう、
脱出しようと決めたのだ。


ネットを検索し、本を探し、
色んな方にも相談した。


小学校と中学校の先生や相談員さん、
スクールカウンセラー、
適応指導教室の相談員さん、
小児科医、不登校のカウンセラー、
整体師、臨床心理士


「様子を見ましょう」とか
「人によって状況が異なるので」とか
はっきりと「こうすればいいですよ」
というアドバイスや答えは、
なかなか見つからなかった。


たくさんの人に相談して
分かったのが、
誰かに治してもらえるわけではない
ということだった。


親のわたしでさえ、
子どもたちのこの状況を
治すことができない


本人が元気になり
少しずつ動き出していくのを
応援するしかない
ということが分かってきたのだ。


そこから長い道のりを歩きだした。


今、高3の息子、中3の娘は
元気になり、二人とも
少しずつ動き出している。


そこまでにわたしが失敗したこと、
関わり方で気を付けたことなどを
書いていこうと思います。


何人もの不登校のカウンセラーさんに相談し、
「不登校が良くなるためには心理学がカギだ」と考え、
ポジティブ心理学やアドラー心理学を勉強しました。


心理学を勉強して、答えは外にはない
答えは自分の中にあるということが分かりました。


きっと子どもたちの答えは子どもたちの中にある。
わたしはわたしの答えを自分自身で見つけるしかない。




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