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先日の夕方、国道の交差点で、
自転車で信号待ちしてた時に出会った、
めげずに分譲地の宣伝をしていた彼女。

昨日、別の交差点でまた会いました。
がんばれって思わず言ってる自分がいました。

なぜ、声が出たか?

僕がサラリーマンの時に、部下の若手の女子で、
ああいうふうに勇気をだして声をかけられる、
社交的で明るいタイプの子がいて、
そんな子が、一番とっつきやすかったなぁ〜、
なぜか微笑ましくそんなことを思い出しました。

でも同時に、その子には相性の合わない上司がいた
そんなことも頭に浮かびました。

これって、単に相性だけれど、大切なことなのかもしれません。

さて、自分がパワハラを受けて、
その後、降格になったんですが、
仕事柄、平社員になると売り場に出なければならなかったんです。

すると、パワハラ上司から、

「お前はベテランなんだから、髪を後ろに流して
ポマードなんかできっちり固めて、
ベテランらしい格好で店に出るようにしろ」

って言われたんです。

ポマードなんか生まれてこれまで、
使ったことがなかったんですが、
仕方なくそれに従って、
毎朝、ポマードをぬって髪の毛を後ろに流して固めました。

作ったばかりのセルローズのメガネのツルが、
ポマードで溶けたりしました。
悔しかった。

さらに面倒なことに、僕の髪の毛が左側は前向き、
右側は後ろ向きに生えていて、うまく流せないんです。

すると、
ちゃんとしろとか言われたりもしました。
毎朝そんな風にして精一杯生きていました。

起業してそのことを思いだすと、
汚い身だしなみは、当然お客様に不快感をあたえるので、
ダメだとは思います。

でも、今、そんなこと言われたら、
「何でそんなことしないといけないんですか」
って言えます。

その時は、全く疑問も持たずに、
ただ単にクソって思うだけで、

上司の言うことを聞かないと、
さらに給料が下がる、最悪リストラされるかも
そうなったらどうやって家族を養うの?

無意識の恐怖で、理不尽な指示であっても、とりあえず従ってしまう、
で、悔しい思いだけがずっと心に残る。
そんなふうに思って過ごしてきたんだなぁ。

でも、見方を変えると、自分の行動は全て他人任せにしていたから、
会社や上司のいう、理不尽な指示でさえにも従う
そんな会社の理屈に、毒された生き方、

会社の外にでると、
自分で決めてその責任を持って生きなければなりません。
長年サラリーマンをしてきた人間には、
最初は、それを怖いと感じるかもしれません。

でも、実はサラリーマンであっても、
自分の人生を自分が決めていると認識して、

ひとつひとつのことを、自分ではっきり決めていけばいいと思うんです。

たとえば、「お店に出るベテランスタッフは、
髪の毛をキッチリ後ろに流してポマートで固めているべき。」

それは単にパワハラ上司の思い込み。

上司と自分は、価値観の相性が合わない人
だから、従わなくても良い、スルーしても良い

目線を変える

自分に強要をされたことは、
サラリーマンであっても、従うか、スルーするのか、

小さなひとつひとつを自分で決め続ける

それこそが、自分の人生が変える

のかもしれません。

あなたは上司から、必要以上に
価値観や思い込みを押し付けられて、
それに従っていませんか?


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