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もう一度行きたい喫茶店4選

昨日、喫茶マックのメニューをいただいた。
どのメニューも美味しかったのだが、何かが物足りない。
なぜかと考えたところ、きっとそれは「喫茶店に来たぞ」という空気感が足りないからなのだと気付いた。
もちろん、飲食店なんだから食べ物飲み物が美味しくてナンボだけれど、私達はそれ以外に「喫茶店にいる」という時間も買いに来ている気がする。

というわけで、今回はこれまでに行ってきた喫茶店でまた行きたいお店をピックアップして紹介したいと思う。
場所によっては数年前に行ったきりの場所もあるため、記憶が曖昧なところもあるが、そこはご容赦願いたい。


さぼうる(東京・神保町)

言わずと知れた超有名喫茶店であるさぼうる。
まずはこちらを見てほしい。

なんと言っても、醍醐味は7色から選べるクリームソーダだ。
これを隠れ家感のある店内で味わえるのは贅沢感極まりない。

また、このときはサンドイッチもいただいた。
オーソドックスな構成で、普通に美味しかった記憶がある。

あのときは友人たちとわいわいしながら行ったが、今度行くならば一人ないし身内としっぽり店内の雰囲気を味わいに行くのもいいな、と思う。


梟書茶房(東京・池袋)

池袋は何かと行く用事が多かったので、こちらのお店にはよくお世話になっていたが、最近あまり行けていない。
本をテーマにしており、店内前のスペースでは本の販売も行っている。
店内はお洒落で落ち着いており、自由に読める雑誌もある。人気店のため入店までに時間がかかることもあるが、落ち着いて過ごすのには良い場所だ。

このお店では「本と珈琲のセット」というメニューがあり、月ごとに異なるテーマを基にチョイスされた本と珈琲が楽しめるというものだ。
その本のためにチョイスされた珈琲を喫茶店で飲む、というのは読書かつ喫茶が好きな方にはとても刺さるはずだ。ぜひおすすめしたい。

また、梟書茶房はパンケーキもふわふわで美味しいのでぜひ食べてみて欲しい。上に乗っている蕩けたバターとの相性がとにかく最高である。


喫茶ソワレ(京都・河原町)

こちらも言わずと知れた有名店・喫茶ソワレ。

ここはまず店内の雰囲気が最高だ。青く薄暗い照明にレトロな調度品が「喫茶に来たなあ」という気持ちを掻き立ててくれる。

そして、こちらの名物はなんといってもゼリーポンチ。
店内の照明とも相まって、美しい色合いに思わずぽうっとしてしまう。
結構並んだ記憶もあって気軽には行きづらいが、機会があればぜひまた再訪したいと思う。


パークサイトダイナー(東京・日比谷)

喫茶店とは少し違うかもしれないが、ぜひもう一度行きたい店の一つに帝国ホテル内のパークサイトダイナーがある。
雰囲気は高級ホテル内なのでもちろん文句なしなのだが、ここのパンケーキがまあとにかく美味なのだ。

画質が粗くて申し訳ないが、この王道の美しい焼き目だけでもう興奮する。
一口頬張れば外側がサクッと、中はふわふわとした食感がこれまた非常に美味しかった。ホイップバターやシロップとの相性も抜群。今まで食べてきた中で一番美味しいパンケーキを挙げろと言われたら、私は間違いなくここのを挙げるだろう。
……とこのように書いている段階ですごーく行きたくなってしまったので、何かの機会でまたぜひ行こうと思う。


こうして書き出してみると、やはり「何を食べるか」だけでなく「どこで過ごすか」も重要なのだなと気付かされた。
リハビリがてら、喫茶店にもどんどん繰り出していきたいなと思った春の夜なのであった。

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