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愛鳥のブラック企業奮闘記 ~第8話 新入社員さっそく粗相~

始めに

愛鳥のブラック企業奮闘記は、第8話から
わたくし愛鳥がブラック企業で無双状態に
なるまでの経緯
について、新入社員の時から
時系列にして説明していく。

その目的は、あなたがもしブラック企業で
働くことになった場合に、

どのような地獄を見るのか
どのようにして苦難を乗り越えるのか
どのような武器が必要になるのか
どうすれば無双状態になれるのか

疑似体験して頂くことにある。

つまり、このマガジンを定期的にご拝読頂く
ことで、仕事ができる人になるまでの過程を
疑似体験できるので、ブラック企業のような
劣悪な環境で働いていても、仕事ができる人
になれる。

私のブラック企業での経歴を簡単に言うと、
11年間は社畜で適応障害を患ったのを境に
定時退社できるように工夫
する事で、今の
無双状態を築いている。

粗々ではあるが、こちらの自己紹介noteで、
その詳細内容を年齢別に時系列にして説明。

そして、この第8話から、更に詳しく且つ
より実践的な内容を投稿していく。

このマガジンで、私が価値提供できる範囲は
下図の赤文字範囲になる。

つまり、仕事でお悩みの方が、仕事ができる人
になることで、悩みがゼロになり自由な時間を
手に入れるまでの範囲で価値提供
させて頂く。
副業の仕方ではなく、副業に挑戦する時間創出
のサポートまでとなりますので、ご了承下さい。

それでは参ります。
ブラック企業へようこそ。

目次
1.新入社員さっそく粗相
2.今回の学び

1.新入社員さっそく粗相

時は2006年に遡る。
私は大手商社に就職。
大手商社と言えば、聞こえは良い。

だが、超絶ブラック企業であった。

上司は全員バイオレンス。
激しい怒号。
罵詈雑言。
人格否定。
サービス残業、いや、徹夜で仕事を強制。
当然、上司に逆らえばクビ宣告。
折角、大手に就職したのに、
生きた心地がしなかった。

では、どの時点でブラック企業に気づいた
のかと言うと、嫌な予感がしたのは、入社
して数日後に行われた入社式の時だった。

当社の社長と経営層とお会いするのは、
就職活動の際の最終面接依頼であったが、
まあ、驚いた。

明らかに人相が違う。
社長と経営層は、お世辞にもカタギとは
言えない見た目になっており、一瞬、別人
ではないかと思ったぐらいだ。

『何なんだ!この嫌な予感は!
 えっ!ここって大手商社だよね!
 割と有名な会社だし、騙されたって
 こと、ないよね・・・』

入社式を執り行われている時、
これは何かの間違いだ!と自分自身に
何度も何度も言い聞かせた。

入社式が終わった後は、社長と経営層と
懇親会が行われた。

私たち新入社員は、懇親会の会場へ行き、
社長と経営層にビールを注いで回った。

実を言うと、私は下戸であり今は一滴も
お酒が飲めないが、当時は若く、代謝で
カバーできていたので、お酒を飲んでも
大丈夫であった。

だが、下戸であることは変わらず、若い
とは言ってもお酒には弱く、すぐに酔い
途中、フラフラな状態で経営層にビール
を注ぎに回ったため、営業部の経営層に
ビールを注いでいた時、グラスからこぼ
してしまった。

そして、営業部の経営層から

「おい!こぼしてんじゃねえか!
 君はろくに酒も注げないのか。
 君、名前は?」

と言われた。
私はやってしまったと思い

「愛鳥です。
 大変申し訳ございません。」

と謝罪した。その時だった。
営業部の経営層に怒りを滲ませた表情で

「この懇親会で酒をこぼしたのは
 君がはじめてだ。覚えておくぞ!」

と言われ、私は一瞬にして酔いがさめた。
その後、私はずっと
『経営層に目をつけられた。どうしよう・・・』
と嘆いていた。

そして、懇親会が終わった直後、
営業部の経営層から

「新入社員諸君、今から君たちには○○寺で
 一週間、合宿してもらう。
 君たちの様子を見ていると、まだまだ学生
 気分のままでいるな。中には、酒をこぼす
 者もいた。

 君たちは今、どこにいるんだ!我が社だろ!
 そんな学生気分が抜けない君たちには、
 この合宿で徹底的に、我が社の社員としての
 心得を学んでもらう。覚悟しておくように!」

と言われ、『酒をこぼす者もいたって、
完全に目をつけられたな・・・』と私は更に嘆き、
懇親会の会場を後にした。

お寺で4泊5日の合宿をするので、私たち
新入社員は着替えを持参し、入社式と懇親会が
行われた建屋から出るとお寺に向かう大型バス
が止まっていたので、そのバスに乗って合宿先
のお寺へ行った。

バスの中でも、とある新入社員同士の会話で、

「おい、聞いたか!酒をこぼす者もいたって、
 誰なんだそいつは!」
「そいつ、完全に終わったな!」

のやりとりが聞こえてきて、
『俺のことだよ!』と心の中で叫び、更に更に
落ち込んだ。

そして、遂に合宿先のお寺に着いた。

何度も言うが、私の会社は、ブラック企業。
営業部の経営層が言った
「学生気分が抜けない君たちには、この合宿で
 徹底的に、我が社の社員としての心得を学ん
 でもらう。」

これでお察し頂いたと思うが、私たち新入社員は
この4泊5日の合宿で地獄を見ることになる。
詳しくは、次回の奮闘記で話していく。

2.今回の学び

過去は変えることができないが、
未来は変えることができる。

私は、今のブラック企業に入社し僅か数日で
経営層に対して粗相をしてしまった。
経営層を怒らせてしまったのは、事実であるが
その後悔をずっと引きずっていても、もうその
事実は変えることができない。

しかし、過去の経験や出来事から学びを得て
成長することはできる。

「私はお酒が弱いので、飲む量を抑えよう。」
「お酒を注ぐ時は、ゆっくり丁寧に注ごう。」

というように、後悔するのではなく、
反省することが大切である。

過去に縛られてばかりいると、今この瞬間を
楽しむことができない。

失敗すると落ち込んでしまうのは良く分かる。
ならば、同じ失敗を繰り返さないように反省
すれば良い。

それに今回の失敗は、たかが、お酒のこぼした
だけのことでなので、そんなんで未来永劫、
ねちねち嫌みを言われるんだったら、それは
相手側に問題ありだ。ほっとけば良い。

時間は有限であるので、変えられない過去の
ことばかり考えるのではなく、変えることが
できる未来に着眼
すれば良い。

私たちは現在の選択や行動によって未来を
形作ることができる。
過去の経験や教訓を活かしながら、
目標を設定し、努力し、行動することで、
未来をより良い方向に導くことができる。
未来は私たちの意思と努力次第で変えられる
可能性がある。

~第8話完~

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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最新情報は、X(旧Twitter)で投稿しています
ので、併せてご覧頂ければ幸いです。
https://twitter.com/shiawase_aichou


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