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【心の器は大きく頑丈に】

「心の器の大きさって最大どのくらいだと思う?」

…急にすみません、いつもの志庵の店主です。
毎週月曜日noteの日、今週もやって参りました。
どうぞ宜しくお願い致します。

"器が大きい""心が広い"よく耳にする言葉ですよね。
先日も友人とそんな話しになり、じゃあ果たしてそれはどのくらいの大きさなのだろうかと思い、(面倒臭いでしょう…)出てきたのが冒頭の問いでした。

友人はもう慣れている為、面倒臭い顔も一切せず、
「そもそも単位が何なんだろう?」と。
確かに…。着眼点良いね。
よく大きさを表す時に、東京ドーム何個分みたいな表現の仕方がありますが、あれはいつもイマイチ私にはピンとこないのです。
ドームの数が多ければ多いほど、大きく広いということだけはしっかりわかるのだけれど。

結局、心の器の大きさはブラックホールみたいなものなのかもねぇ…器なのに底無しで良いのかねぇ…なんていう、モヤモヤした曖昧な感じでその話題は終わったのですが。
まぁいつもこんな感じで答えが出ないようなことを考えるのが好きなのです。


今回は何故にこんな話しになったかと申しますと、
比較的人間関係ではいろいろな目に遭ってきている私に、友人が「許せない人っていないの?」と聞いてきた所から始まったのですが、基本的には許せない人はいません。あまりにも酷いことをされたら、さすがにその時は「うむ~!!絶対に許さん!!」と本気で思っていますが、そのうち"怒る"ということに力を使うことに疲れてしまい、すぅ~っと怒りが引いていくような感じです。

悔しさの怒りは後の糧やパワーになるけど、
憎しみの怒りは自分が凄く惨めになる気がする。
器の大きい人間になりたいものだ。


と言った私の話しから、冒頭へ繋がっていくわけです。こんなことを常々考えているわけですから、本当に面倒臭いですね…。


心の器は大きくても、浅かったり脆かったりすることもあれば、小さくても凄く頑丈で壊れないものもあったりするのだと思います。
私は大きくて深くて頑丈な器が欲しいなぁ…。
できればお風呂の栓みたいなのが付いていて、邪悪な気持ちだけを流せたりしたらもっと良いけどな。
なんてことを今日も思いながら、心の中で日々ろくろを回しながら素敵な器を作れるよう奮闘中です。

"Toleration is the greatest gift of the mind."
寛容さは、心への最大の贈り物だ。
ヘレン・ケラー

これも凄く好きな言葉です。

心を広く、器を大きく、自分を大切に、
過ごしていきたいものです。


全くお店のことと関係なくてすみません。
先日友人とそんな話しになったのと、心の器の広い素敵な方にお逢いしたりして、とってもタイムリーだったもので、今日はこのお話しにしました。
noteでは、心の内もひっそりお話ししていけたらと思っておりますので、引き続き宜しくお願い致します。
それでは、また来週月曜日に。

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