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ファシリテーションって何なの。

どうもしいたけです。
普段は教育系のお仕事をしています。

なんかよく聞くこのカタカナ。
なるべくややこしないように考えてみました。


AIとファシリテーション

noteを久々にひらくと、
なんか新しく機能が追加されていました。

せっかくなのでAIに聞いてみます。
最近しいたけの中で考えることが多い、
この話題についてです。

へい!ファシリテーションってなに!?

ファシリテーションとは、集まった人たちが円滑にコミュニケーションをとれるようにする手法です。例えば、学校の授業で、先生がクラスの生徒たちをまとめ、一緒に授業を進めることがファシリテーションといえます。また、会議やワークショップなどでも、ファシリテーターと呼ばれる専門家が参加者たちをサポートしながら、スムーズな進行を促す場合もあります。ファシリテーターは、グループの意見をまとめたり、冷静な視点で問題を整理したりするなど、適切なアドバイスを提供することが求められます。ちなみに、ファシリテーションの言葉の由来は、英語の「facilitation」からきています。

そうすると何と例示に、
学校現場のことが使われているじゃないですか。

そのぐらい当たり前に出来ないといけない。
このファシリテーションってやつですが。
おそらく現場の先生たちに聞いても、
ふわっとした理解をしているのかなぁと。
ぶっちゃけしいたけもイマイチ分からんです。

と言うわけで。
一からファシリテーションについて、
学び直そうと思った次第です。

まず調べてみたのは、
facilitationって言葉の意味です。

facilitationの接頭辞である、
facilはラテン語が由来で、
easyを意味します。

やりやすくする。
容易にする。
円滑にする。


というのが英語の原意です。

堀 公俊さん

うまくことが運ぶようにするとして、
ファシリテーションを捉えていくと。
日常のあらゆるところに
ファシリテーション的なことがあります。

教室で黒板を書くことだって、
会議で話題をふることだって、
車の運転で道を譲ることだって、
家の中を掃除することだって。

あれもこれも
ファシリテーションになるってこと?
なるほど。
わかったようで分からんです。

もう少し考えてみることにします。


教室でのファシリテーション

ファシリテーションと聞くと、
会社などにおけるビジネススキルでも、
使われているイメージがあります。
本屋さんのビジネス書のところで見る感じ。

なので、一般企業に勤める
友人たちに聞いてみることにしました。

Q.ファシリテーションってなに?

色んなプロセスをすっ飛ばして言うと、
会議を回すスキル的な感じかなぁー。

某三井住友の友だち

問題があって、それを解決するときに
舵取りをしてくれる人が持つスキルかな。

某エンジニアの友だち

色んなひとを巻き込んでいく、
テクニックのことやろ。

某管理職の友だち

とまぁ色んな回答が出たので、
noteをどうまとめていくかに困ってました。
今回は珍しくサボってないんです。
悩んでいました。

ファシリテーションのさす意味が広く、
うまくことが運ぶようにするやり方って、
めっちゃめっちゃ多いんですわ。

コミュニケーションを取るための、
スキルやテクニック的なところは同じとして。
そのためにどうするのかが、
ほんとーに多種多様でした。

そして何となく肌感覚で感じたのは、
学校におけるファシリテーションと
世間一般的なファシリテーションとは、
使われ方や意味が違う気がしています。

言葉は同じなんですが、
なんか意味合いが違うんです。

これはもう歴史を調べるっきゃない。


ファシリテーションのジャンル

図書館ってすごいです。
調べると何となく分かってきました。
しかも、タダで学べるってやべぇですね。

ファシリテーション。つまり、
上手くことが運ぶようにするやり方には
4つのジャンルが考えられるそうです。
色んな分野に広がりすぎて、
言葉から入るとややこしなるみたいですね。

ジャンルに分けて考えてみましょう。

人間系ファシリテーション

人の学びや成長に関わること。
学校教育や社会教育で活用する。
自分はどうありたいのかという
心理的な問題を主に扱うことになる。

社会系ファシリテーション

地域や社会の問題を扱うこと。
価値観やライフスタイルの違う人たちの中で
合意形成に至る時に活用する。
善か悪かという問題を主に扱うことになる。

組織系ファシリテーション

組織の問題の解決を目指すこと。
損か得かという問題を主に扱い、
目に見える成果や合理性が問われる。

複合系ファシリテーション

人・組織・社会の問題は
とても複雑に絡み合っている。
利害関係者全員で解決を目指す。

ファシリテーション入門より

こんな感じで、
ファシリテーションの定義は広いので、
自分で使い分けていくのが大切そうですね。

少し解像度が上がった気がします。


改めてファシリテーションって?

改めて学級で考えてみると、
教師が活動をしやすくすることが、
ええファシリテーションではなさそうです。
大きな声で話すとか、短い言葉で喋るとか。
そういったテクニックではなさそうです。

教師にとって
上手くことが運ぶようにすること。
ファシリテーションをこう定義してしまうと、
またややこしくなってしまいそうな感じ。

学校とか学級とかにおいて。
子どもたちがファシリテーターになること。
この意識を大切にしないと混乱しそうです。

ファシリテーションを使えるような人。
つまり、ファシリテーターを目指して。
教師が環境や活動の場を整理してあげる。

たくさんの経験をする中で、
相手をリスペクトして、上手いこと話を回して。
みんなを巻き込んで活動できる力。
そんな周りから愛されるような人を目指して。
将来に使える力を身につけられると最高っすね。

具体的にどんな人がというと。
飲み会を企画して回せるような人だと思います。

結構ガチでそう考えてます。
すごいレベルのファシリテーターじゃないですか?
みんなが楽しめる飲み会の中心の人って。

自分のことや周りのことを気にして、
声をかけてくれる人とのつながりって。
めんどくさいこともあるけど大切やなぁって。
もちろん上手く巻き込まないとダメですよ。

自分が飲みたいからって訳でもなく、
好きな人だけに声をかけるって訳でもなく。
全体のことを考えて動ける人ってのが。
すごい好きだったなぁと。

年をとれば取るほど、思うのです。


なんだかんだ
2週間ほど考えていましたが。
飲み会でヒントを得ることになるとは。


意識さえしていれば、
学びって色んなとこにありますね。

またね。