見出し画像

男女平等とフェミニズム②


こんにちは〜しおりです!

今日もまたフェミニズムについてお話しします🌟
今日は「男性学」の視点から。

前回、フェミニストや「男女平等」を掲げる人たちへ向けた批判についてお話ししましたが、こんな批判もたくさん見ます。


「男女平等と言っても、女性は都合の良い時はその差を使っている」


例えば
・男性がおごることに対して女性は甘えてる
・重いものは男性に持ってもらっている
・結局、女性は男性の経済力を重視している

などなど、、、

これらの問題点は、

・男性は皆女性より稼ぐ
・男性は皆女性より力持ち
・結婚後は男性の稼ぎに頼る

という男性を苦しめる偏見が元になっていることです。

フェミニズムというのは、このような男性への偏見もなくしたいと思っている運動です。

というか、なんでもかんでも性別でくくるのをやめようと思っています。

収入は個人によって違います。
力に自信のない男性もいれば、力に自信のある女性もいます。

男も女も関係なく、
誰かに奢りたい気分なら奢ればいいし、
重いものを待つ余裕があったり、荷物を持てなくて困っている人がいたりすれば、助ければいいし、
結婚したら働きたい人が働けばいい。

フェミニズムというのはこういう考えです。


フェミニズムという名前の影響や、
歴史的に女性が排除されてきた事実により、
女性への差別をなくすことばかりが注目されがちなだけなのです。

実際に、わたしは現在通っている大学で「男性学」に関する授業を履修しました。

女性への偏見があるように、
男性に対しても
男性は一家を支えるものだ
スポーツができることが男らしさだ
感情を出すのはかっこ悪い
といったような偏見も同様にあります。


世間が求める男らしさ(Masculinity)によって男性も苦しんでいるのは事実なのに、
強くいることを求められる男性は、女性よりもその問題に対して声をあげにくいというのも課題とされています。


正直これは私にとって新たな学びでした。
以前は、フェミニズムは女性へ向けられた考えだと思っていたし、
男性の苦しみにそれほど目を向けたことがなかったのだと思います。


そう考えると、自分が当事者ではない課題に対して目を向け理解するということがいかに難しいか感じるとともに、
こうして勉強することは確かに視野を広げてくれるなと実感しました。


この視点で見てみると、フェミニズムというのは決して女性のためだけの考えではないことに気づくと思います。

「フェミニスト=男性の敵」というイメージを持っている人には、ぜひ今日その考えを改めてほしいです!!!!


①②とフェミニズムの誤解されやすい面について書いてみました。

「意外と普通のこと言ってるだけだな?」
と思ってくれたら嬉しいです笑

フェミニズム、敬遠しないでください😂

今日も読んでくださってありがとうございました。
いつも読んでくださる方ありがとうございます😊

ではまた〜

(2019.12.10)

にほんブログ村

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?