見出し画像

イギリス総選挙②

こんにちは~!しおりです!

今日は前回の続きで、政治への関心についてお話します。

私が昨日の記事を書こうと思ったのは、13日、選挙結果が発表された日のFacebookのタイムラインに政治に関する投稿がたくさん流れてきたからです。
様々な友人が、選挙結果についての考えを投稿していました。

昨日お話ししたように、確かに労働党支持のフェミニストの友人の投稿が多かったのですが、今まで政治の話をしたことがない友人も投稿していて驚きました。

投稿に対して「それには賛成できない」とコメントで意見を書いている友人も見ました。

そこで、保守党支持、労働党支持、両者の意見を見て、自分なりに考えてみたのです。

選挙結果が始まる前から政治に関しての学生の意識は日本よりはるかに高いな、と要所要所で感じていました。

大学が始まったときにSociety Fairというサークルの新歓ビラ配りみたいなところに行った時も、はっきりとボリスに反対を掲げるビラを配っていたり、政治について考えるSociety があったりしました。

さらに、選挙直前になると、大学で「Vote Labour」と書かれたビラやシールを配布する人を見かけました。

日常会話の中でも政治に関する話題が聞こえてきていました。

日本では、というか少なくとも私がいた環境では、ハッキリと自分の考えをもって政治の話をする人はそう多くなかったですし、ましてやSNSでオープンに投稿している人は見かけたことがありません。

そして政治について発信する人がいても、「意識高い系」と煙たがれることが多い気がします。

友人の投稿内容に関して詳しくて尋ねてみたのですが、すごく丁寧に返信してくれました。

'British people like to talk about politics a lot'
と自ら言っていたので、本当に好きなんでしょう!

ということで、今回の選挙の投票率を調べてみたところ、
67.4%。ちなみに前回と比較すると、-1.49%でした。

日本と比較するとはるかに高いですね。

しかしこのイギリスの67.4%という数字は、他のヨーロッパ諸国に比べると、そんなに高いというわけではありません。

調べてみたところ、スペイン71.8%、イタリア 72.9%、ドイツ 76.2%、オランダ 81.9%と他にもかなり投票率の高い国がたくさんあります。
ヨーロッパで一番高いのはマルタの 92.1%でした!

これに対して日本の投票率を見てみましょう。 
2019年の参院選の投票率が48.8%で過去二番目に低かったのは記憶に新しいと思います。
10代の投票率はなんと31.1%でした。

この選挙が行われた7月、若者を選挙に行かせるようにと様々な取り組みが行われたように感じていました。   

Twitterでは、各政党のマニフェストを簡単に理解できるような図がタイムラインにたくさん流れてきたり、私の周りでも選挙に行く人がいつもより多かったように思えました。

しかし結果は過去二番目の低さ。 

私は政治に少しは関心があったから、タイムラインに選挙に関する投稿がたくさん流れてきただけであって、関心のない人を巻き込むまでの運動は起こっていなかったのだなと感じました。
そう簡単に社会は変わらないということも実感しました。

制度や国内情勢が異なるのだろうかと思い、調べてみました。

まず投票の制度について。

イギリスには日本のような期日前投票はなく、その代わりに代理人による投票やポスト投函による投票が認められているとのこと。

選挙当日は朝7時から夜10時まで投票所が開いているそう。
投票所に並ぶ人の列が話題になっていました。

(The Guardian)

また投票するためには、登録が必要であり、大学の委員会が運営しているSNSでも登録するようにと呼びかけをしていました。

さらに投票は慣習的に木曜に行われることが多いそうです。

こうして見てみると、日本と比べて格段に投票に行きやすいわけでもありませんし、むしろ登録とかめんどくさいですよね。 

では国内情勢はどうでしょう。

今回のイギリスの選挙は、Brexitという大きな問題が争点になっていることもあり、投票率が高かったのかもしれません。

日本の選挙に関して、投票率が低い=現状に満足しているという肯定的な意見もネットで見かけました。

これは確かに一理あると思います。
しかし、今の日本は投票に行かなくてもいいほどにみんなが満足できる社会だとは思えません。

不十分なところがあるのに、それを課題として見ていないことが問題なのです。

と、なるとやはり投票率の低さの原因は、よく言われることですが、当事者意識の無さなのかなと感じます。

自分たちの行動で何かが変わると思っている人は残念ながら少ないと思います。

政治について語ることは大切だと、この年になってひしひしと感じていますが、それに見合う知識を得る場がこれまでなかったし、なんだか触れにくい話題になってしまっている気がします。

こんなことを言っている私も、イギリスの友人のように自分の政治に対するスタンスを語れるわけでもないので、もっと勉強しないといけないなと感じます。

今回の選挙に対する友人の様子を見て、こんなにも政治についてオープンに語ることができて、それを語るだけの考えを持っていることに感化されました。

この時期にイギリスにいれてよかったなと感じます。

このままいけば1月末にはBrexitが達成されるようなので、またそのときFacebookのタイムラインがどうなるか楽しみです。

長くなってしまいましたが、読んでくれた方ありがとうございます。

ではまた~

(2019.12.16)

にほんブログ村

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
嬉しいです!
6
金沢の大学生。イギリス留学。フェミニズム、政治学を勉強中。発信の内容はフェミニズムから就活、単なる日記までさまざま。自分のためのアウトプットかつ、誰かのためになるようなことを書きたいです。

こちらでもピックアップされています

考える
考える
  • 4本

社会問題などに対するわたしの考え

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。