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NCT127のドームツアーに行くオタク~沼落ち記録①~

ツアーチケットが当たりました!やったー!!

待ち望んでいた日本でのコンサート、やっと本物を!生で観れる!という喜びと共にここ最近仕事や私生活で心が荒み切っていたが、チケットの当選が決まった途端、真っ黒に渦巻いていた感情がまるで桜の花が咲き誇るかのように桃色に色付き世界が輝き始めるなどした。
オタクとは単純な生き物である。推しに会える世界線が存在していれば大抵のことは頑張れてしまう。チョロくてよかった。生きるの楽しい!

というわけで、いいタイミングなので沼落ち記録でもしてみようと思う。

1.NCT127を知る

前回の記事で「別のグループを知った」ということを記載した。
それがNCT127だった。知るきっかけになったのはこのMV。

♪Sticker/NCT127

その頃、まだまだBTSに夢中だったわけだが、音楽チャンネルで流れていたこのMVをたまたま観て、あまりの曲のかっこよさと顔面の良さに驚いて母に報告したほどだった。(のちに母もハマった。テヨン推し。)
まじで全員センター顔、歌とダンスがうまい、犬、MVがカラフルで可愛い、肌見せOKメンバーがいるっぽい、犬、声が個性的なメンバーがいる、ラップのスキルが高い、
これが『Sticker』を最初に観た時の感想だった。
爽やかキラキラアイドル曲よりもヤッカン治安が悪い感じやラップ色が強い曲が好みだったりするため、どストライクだった。

他の曲も聴いてみようかとYoutubeの関連で出てきたこれも聴いた。

♪Lemonade/NCT127

好き……!!!!!!!(発作/眩暈/動悸)
好きだった。とてつもなく好きだった、曲が。しばらくStickerとLemonadeだけをリピートし続けるくらいには。

そして私はこのときはじめて気づく。“Track Video”とはなんぞや?

2.新しい用語と文化を知る

まずTrack Videoというものがなんなのか調べた。なんか時間が短いけどこれはMVじゃないの?
知恵袋先生で調べたところ、プロモーションも兼ねたその曲の世界観、コンセプトを表現するためのショートMV的なもの、らしい。

最高か!!!!ありがとうございます!!!!と天に向け拳を突き上げる。アルバムリード曲だけでなく、他の曲の良質な映像コンテンツを制作してくださるなんて!しかもYoutubeで無料公開しているということは私のようなビギナーの目に留まりやすく、誰でも沼に落ちるきっかけがゴロゴロ転がっているということ…!感謝しかない。

でもこの時の私はまだ半信半疑だった。何を?と思われるだろう。
いや…ソルチキ(正直)この2曲はノムチョア(とても良い)ですけどアルバムの曲が全部この方向性だったらちょっと聴くの疲れちゃうわね…」と。
治安の悪い曲が好きとか言いつつ、やっぱりバラードとかしっとりした曲とかも聴きたいんじゃ!と私の中のノブが顔を出す。あ、でもTrack Videoを辿れば他の曲も聴けるんじゃない?早速検索した。

♪Magic Carpet Ride/NCT127

……泣いた。良すぎて泣いた。歌詞も調べて泣いた。
歌がうまい!声がええ!白T着るだけでこんなにかっこいい人間が存在するんか!??(ノブ)
そしてやっぱり全員センター顔。一生カースト上位顔。人生圧勝組顔。

♪Road Trip/NCT127

かっこいいだけじゃないんかい!!!!!!!(怒)
かっこよさと可愛さの温度差で風邪引くわ!!好き!!(怒)(怒)

これらの経緯からアルバムの購入を決意する。なんというタイトルのアルバムを買えばこれらの曲が聴けるのか調べてみた。
が、またここで新しい用語が出てきて壁にぶち当たる。

”リパッケージアルバム”である。私のようなニワカK-POPオタクにも分かりやすいように説明してくれている人がいた。有識者たちと文明の利器(インターネット)に感謝。

なるほどなるほど。調べるとStickerのリパケがFavoriteらしい。私のようなまだまだライトなオタクは「そりゃあ少しでもたくさん曲が入っていたほうがいいわよ!」と思い至り、Favoriteを購入することにした。

仕事後、久しぶりにタワーレコードパイセンに立ち寄り、胸の高鳴りを抑えつつ足早にNCTのコーナーへ向かう。あった!が、なんか2色ある……青いほうが好きな感じだからこっちにしよ。軽い気持ちで写真集のようなシャレオツなCDを持ってレジに並ぶ。「特典のポスターございますのでお付けしますね~」言われる。いらん…と思ったが言うタイミングを失い、予定よりもずっと大きな袋と筒を抱えて帰宅することになった。いるかいらないかは置いといて、発売から割と日が経っていたがまだ特典があるんだと感動した。

よく考えたらBTSにハマったときもCDを一通り全部買ったはずなのでリパケがあったのでは?と思い出す。調べたらやっぱりそうだったらしい。通りで同じ曲が入っているアルバムが何枚もあるな~と思った!気づくのが遅すぎる。パッケージが違うので違うものとして扱っていた。うっかり八兵衛。

もうひとつ、みんながNCT127のことを“イリチル”と呼んでおり、イリチルとはなんぞや?と思ったが、これも後々127を韓国語(ハングル)で読んだ場合の呼び方ということを暫くしてから知った。本当に何も知らない。無知。恥ずかしい。

3.パッケージのこと


韓国のCDのいいところはパッケージのおしゃれさだと思う。写真やデザイン性の高さはもちろん、見た目(本みたいになっているとか、箱っぽいとか)も一見CDと分からないところが好き。
日本で一般的に流通している真四角のプラスチックケースは全然おしゃれじゃないし、嵩張るし、著しく購買意欲を削いでいると感じる。

これは余談だが、以前推していたグループでは接触イベントへの参加やバックステージ参加のために大量のCD購入が必要だった。しかし、何百、何千と溜まっていくそれをどうしていいか分からず、愛着も湧かず、人に配ったりもしたが捌ききれるわけもなく、大変申し訳ないけれど余った分は廃棄処分させていただいた。

ダウンロードで曲が聴けるこの時代に「手元に置いておきたい」「集めたい」と思わせてくれるパッケージであることが嬉しかったりする。棚に飾っておくだけでもテンションが上がるし、もし余分に買ったとしても、たくさんの綺麗な写真はメンバーのことを知ってもらえるし、どんどん周りの人に配ろう(沼に引きずり込もう)と思える。

②へ続く。

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